「約10万円は高すぎ？」iPhone 16e発表で巻き起こる価格論争 AI機能搭載の”廉価版”に賛否両論

Apple初の「e」シリーズとなるiPhone 16eが発表されるや否や、その価格設定を巡って激しい議論が巻き起こっています。9万9800円からスタートする「廉価モデル」に対し、ユーザーからは意外な反応が寄せられています。

価格設定を巡る議論

📱📱📱 iPhoneSEじゃなくてiPhone16eか あくまでも16の廉価版ってことなんだな でも最低価格が約10万は高いな。 😔😔😔 pic.twitter.com/hGRIemoiBx

— 𝙸𝚗𝚎𝚜𝚜𝚊🕊 (@inessa_ahmadova) February 19, 2025

「SEの後継が10万円というのは、さすがに高すぎるのでは？」 「この価格帯なら、既存のiPhone 15で十分では」 「為替の影響を考慮しても、廉価版としては厳しい価格帯」

こうした声が、SNSを中心に多く寄せられています。実際、過去の廉価モデルと比較すると、価格上昇は顕著です：

競合モデルとの微妙な価格差

特に注目されているのが、上位機種との僅かな価格差です。

この価格差に対し、多くのユーザーが「わずか1-2万円の差であれば、カメラ性能の高いiPhone 15/16を選択する方が賢明ではないか」という見方を示しています。

AIがキーポイントに

しかし、ティム・クックCEOは新たに搭載された生成AI機能「Apple Intelligence」を強調します。「iPhone 16eによって、より多くの人々にAI機能を届けることができる」という発言には、Appleの新たな市場戦略が垣間見えます。

謎の「e」の意味

興味深いのは、「e」の由来です。市場では「economy（経済的）」の略称ではないかという推測が広がっていますが、ティム・クックCEOは「affordable member（手の届きやすいモデル）」という表現を用いるにとどまり、正確な由来については明らかにしていません。

市場専門家の見方

「価格設定は確かに予想より高めですが、AI機能の搭載を考慮すると、Appleなりの理由があるのでしょう」と、ある市場アナリストは指摘します。「ただし、既存ユーザーの買い替え需要を喚起できるかどうかは、実際の使用感とAI機能の実用性にかかっているでしょう」

現時点での価格帯に対する反応は賛否両論ですが、実機のレビューが出始める頃には、また違った評価が生まれる可能性もありそうです。

【執筆】ガジェットカフェ編集部

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