中国のスマートフォンメーカー、Vivoが3月に発表した折りたたみスマートフォン「X Fold3」と「X Fold3 Pro」は、これまでの同社の折りたたみ機種と同様に中国限定モデルになると予想されていました。しかし、このほどグローバル版と思われるモデルがGeekbenchに現れたことで、中国以外の国や地域での発売に期待が高まっています。
Geekbenchに登場したのはモデル番号「V2330」の端末で、マルチコアスコアで6,300以上を記録しています。これは、同端末が国際的な発表に向けて準備が進められていることを示唆しているといえるでしょう。また、この端末は1ヶ月以上前にインドネシアで認証を取得したデバイスと同一で、「X Fold3 Pro」という名称であることも確認されています。
Vivo X Fold3 Proは、ハイエンドのSnapdragon 8 Gen 3チップセットを搭載し、16GB LPDDR5X RAMと50MPメインカメラを備えています。中国での価格は9,999人民元(約20万円)ですが、グローバル版はやや高価になると予想されます。
Vivo X Fold3 Proのグローバル版の存在は、同社が折りたたみスマートフォン市場でより積極的な姿勢を見せていることの表れといえます。中国国内だけでなく、世界中のユーザーにアピールすることで、Vivoのブランド力を高めようとしているのかもしれません。
高性能なハードウェアを搭載したVivo X Fold3 Proが日本を含む他の国や地域でも発売されれば、折りたたみスマートフォン市場の競争はさらに激しくなることでしょう。Samsungなどの大手メーカーに加え、Vivoのような新興勢力の参入により、消費者の選択肢が広がることが期待されます。
Vivo X Fold3 Proのグローバル版の発売時期や価格など、詳細な情報はまだ明らかになっていませんが、今後の動向から目が離せません。
ガジェットカフェ編集部
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