
出典:任天堂Youtubeより
任天堂が強硬策——「日本語・国内専用」と「多言語対応」の2モデル展開で海外転売を阻止
任天堂は2025年4月2日22時より配信された「Nintendo Direct: Nintendo Switch 2 - 2025.4.2」にて、待望の次世代機『ニンテンドースイッチ2』の詳細を発表した。発売日は6月5日、価格は49,980円(税込)に決定したが、今回の発表で特に注目を集めているのは、前例のない強力な転売対策だ。
日本語・国内専用モデルで海外転売を封じ込め
今回の『ニンテンドースイッチ2』は、「日本語・国内専用モデル」と「多言語対応モデル」の2種類が発売されることが明らかになった。この戦略は、日本で購入した本体を海外市場で転売する行為を効果的に防ぐ狙いがある。
国内専用モデルは日本語のみの対応となるため、海外ユーザーにとって使い勝手が悪く、転売目的での買い占めを抑制する効果が期待できる。2020年11月に発売された『PlayStation 5』では、このような対策が取られていなかったため、円安で割安感のあった日本製品が大量に海外へ流出する事態となっていた。
さらに注目すべきは価格設定だ。「日本語・国内専用」モデルが49,980円なのに対し、「多言語対応」モデルは69,980円と2万円も高く設定されている。これにより、日本国内の真のゲームファンに対して、できる限り手頃な価格での提供を実現しようという任天堂の姿勢が見て取れる。
抽選販売に厳格な条件——50時間以上のプレイ実績が必須に
もう一つの画期的な転売対策は、マイニンテンドーストアでの抽選販売に厳しい応募条件が設けられた点だ。『ニンテンドースイッチ2』の抽選販売に応募するためには、以下の2つの条件を両方満たす必要がある。
- 2025年2月28日(金)時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること(体験版ソフト、無料ソフトは除く)
- 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入していること
これは実質的に、既存の熱心なユーザーのみが抽選に参加できる仕組みとなっている。2024年10月に発売された『ニンテンドーサウンドクロック Alarmo』でも「Nintendo Switch Online」加入者限定の抽選販売が実施されたが、今回はさらに「プレイ時間50時間以上」や「累積1年以上の加入期間」という厳しい条件が加わった。
これらの条件は、純粋にゲームを楽しむファンを優先し、転売目的の購入者を排除するための明確な意図が感じられる。
今後の展開と期待
応募受付の詳細は4月4日午後以降に発表される予定だが、任天堂が『ニンテンドースイッチ2』の転売問題に真剣に取り組んでいることは明らかだ。今後は、外部の販売サイトや小売店がどのような追加対策を講じるかも注目される。
ゲーム業界全体で転売対策が強化される流れが加速する可能性もあり、この任天堂の取り組みは一つの転換点となるかもしれない。真のゲームファンが公平に新ハードウェアを入手できる環境を整えようとする任天堂の姿勢は、多くのユーザーから支持を受けるだろう。
(ガジェットカフェ編集部)
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