みなさん、こんにちは。
楽天グループの2024年度第1四半期決算が発表されましたが、楽天モバイルに注目が集まっています。
楽天モバイルのこの第1四半期の売上収益は998億円で、前年同期比3.6%の増収となりました。しかし、Non-GAAP営業損失は719億円と、依然として赤字が続いています。前年同期比では307億円の改善となりましたが、まだまだ黒字化への道のりは長そうです。
気になる契約回線数ですが、5月13日時点で680万回線。第1四半期の解約率は1.27%、3月のARPU(契約者一人あたりの収入)は2,024円でした。でも、楽天が2024年中の黒字化に向けて掲げる目標は、契約回線数800~1,000万件、ARPUは2,500~3,000円。現状との乖離はまだ大きいんです。
でも、楽天モバイルは黒字化に向けて、しっかり施策を打っています。個人向けでは、家族割や18歳未満向けの「青春プログラム」などで新規獲得と解約防止を図っているんです。5月にはさらに「最強こどもプログラム」もスタートしました。家族割の強化に力を入れているんですね。
また、楽天市場など楽天のサービスやエコシステムとのシナジーで、ARPUを引き上げる「エコシステムARPUアップリフト」にも注目しています。3月時点では3,068円で、MNO ARPUにプラス1,000円以上の積み上げがあるんだとか。三木谷会長は、このアップリフトを1,500円~2,000円まで伸ばしていきたいと意気込んでいます。
2024年6月からは、待望のプラチナバンドサービスも始まります。これで「つながりやすさ」がさらに向上するはず。また、5G化が進めば通信データ量が増えて、ARPUの増加にもつながるんです。楽天モバイルは、関東エリアの5G(Sub6)エリアを2024年内に最大1.6倍まで拡大する予定なんですよ。
こうした様々な施策により、楽天モバイルは早期のEBITDA黒字化を目指しています。まだ目標との乖離はありますが、着実に前進しているのは確かです。
楽天モバイルの動向から目が離せませんね。これからの展開に期待しましょう!
ガジェットカフェ編集部
まーラボ
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