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Redmi K80 Pro、Snapdragon 8 Elite搭載で価格上昇か|6000mAhバッテリーや独自グラフィックチップも採用

Redmiの次期フラッグシップ「K80 Pro」の価格が、これまでのシリーズを大きく上回る可能性が出てきました。同社社長のトーマス・ワン氏が中国のSNS・Weiboで示唆した内容によると、最新のQualcommプロセッサ採用による価格上昇は避けられない見通しです。

価格上昇の背景

今回の価格上昇の主な要因は、最新の「Snapdragon 8 Elite」チップの採用です。このチップは、Qualcommが独自開発したOryonコアを初めてスマートフォンに導入したモデル。Honor Magic 7 ProやOnePlus 13なども採用を予定していますが、いずれも従来モデルより高価格になるとされています。

ワン氏の発言によると、K80 Proの価格は約4,000元(約552ドル)前後になる見込み。前モデルのK70 Proが3,299元(約455ドル)だったことを考えると、かなりの価格上昇となります。

価格に見合う高性能

ただし、この価格上昇には納得できる理由がありそうです。K80 Proには、以下のような最新技術が満載されています:

最新のディスプレイ技術として、TCL製の2K AMOLEDパネルを採用。1,800ニットの高輝度に加え、DC調光やフリッカーフリー認証など、目に優しい機能も充実しています。

カメラシステムも充実しており、前面に20MP自撮りカメラ、背面には50MPメイン、32MP超広角、50MPポートレートの3眼構成を採用。写真撮影の可能性を大きく広げそうです。

特筆すべきは、独自開発のD1グラフィックチップの搭載です。これによりAnTuTuベンチマークで記録的なスコアを達成したとされ、ゲーミング性能の向上が期待できます。

さらに注目なのがバッテリー性能です。ワン氏は「同セグメントで最も汎用性の高いバッテリー仕様」と自信を見せており、6,000mAhという大容量バッテリーに120Wの急速充電をサポート。これだけの大容量バッテリーを搭載しながら、最新プロセッサの性能を最大限に引き出せる設計になっているようです。

市場での期待

価格は確かに上昇しますが、搭載される技術を考えると、決して法外な値上げとは言えない印象です。特に、バッテリー性能とグラフィック性能の強化は、ヘビーユーザーにとって魅力的なポイントとなりそうです。

今後、Honor Magic 7 ProやOnePlus 13など、同じSnapdragon 8 Elite搭載モデルとの価格競争も予想されます。K80 Proがこの価格帯で、どのような存在感を示せるか、正式発表が待たれるところです。

なお、標準モデルのK80についても近々発売される予定ですが、こちらの詳細な仕様や価格については、まだ明らかにされていません。

※為替レートは記事執筆時のものです。
※仕様や価格は正式発表で変更となる可能性があります。

ガジェットカフェ編集部

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