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POCO F7正式発表!7月8日日本発売決定、Snapdragon 8s Gen4搭載で約5万円の衝撃コスパ

 

POCOが2025年6月24日、待望の新型スマートフォン「POCO F7」を正式発表した。高いコストパフォーマンスで定評のあるPOCO Fシリーズの最新モデルで、日本での発売も7月8日に決定している。Snapdragon 8s Gen4プロセッサを搭載しながら、グローバル価格339ドル(約4万9000円)からという破格の価格設定で、スマートフォン業界に大きな衝撃を与えている。

POCO F7の最大の特徴は、最新世代のSnapdragon 8s Gen4プロセッサを搭載している点だ。POCO公表のAnTuTuベンチマークスコアは208万4535点を記録しており、これは前世代のハイエンドプロセッサ「Snapdragon 8 Gen3」搭載機に匹敵する優秀な性能を示している。サブフラグシップクラスのスマートフォンでありながら、1世代前のフラグシップモデルレベルのパフォーマンスを実現している点は、非常に大きな魅力と言えるだろう。

メモリ構成については、12GBのLPDDR5X RAMを標準搭載し、内部ストレージは256GBまたは512GBのUFS4.1を選択できる。高速なメモリとストレージの組み合わせにより、マルチタスクや大容量アプリの動作も快適に処理できる仕様となっている。

ディスプレイには6.83インチの大型AMOLEDパネルを採用している。解像度は2772×1280ピクセル、リフレッシュレートは120Hzに対応し、滑らかな画面表示を実現している。公称ピーク輝度は3200nitsという非常に高い数値を達成しており、直射日光下でも鮮明な表示が期待できる。スリムなベゼルデザインにより画面占有率94.23%を実現している一方で、6.83インチという大画面サイズは携帯性の面で好みが分かれる可能性がある。

カメラシステムは実用性を重視した構成となっている。背面には5000万画素のメインカメラと800万画素の超広角カメラを搭載したデュアルカメラシステムを採用している。メインカメラには1/1.95インチのLYT-600センサーを搭載し、F1.5の明るいレンズと光学手ブレ補正(OIS)機能を組み合わせることで、様々な撮影シーンで高品質な写真撮影が可能だ。この構成は、既に日本で発売されているPOCO X7 Proと同等のレベルとなっている。

バッテリー面では6500mAhの大容量バッテリーを搭載し、90Wの急速有線充電に対応している。30分の充電で80%まで充電可能という高速充電性能により、バッテリー残量を気にすることなく安心して使用できる。さらに22.5Wの有線リバースチャージ機能も搭載しており、他のデバイスへの給電も可能だ。

本体デザインはサイバーシルバー、ホワイト、ブラックの3色展開で、幅広い好みに対応している。防水防塵性能はIP68レベルに対応しており、日常使用での水濡れや埃の侵入に対する安心感も確保されている。

ソフトウェア面では、4世代のOSアップデートと6年間のセキュリティアップデートが予定されており、長期間にわたって安心して使用できる。これは近年のスマートフォン業界のトレンドに合わせた対応で、ユーザーにとって大きなメリットとなる。

価格設定については、グローバル市場では12GB+256GBモデルが339ドル、12GB+512GBモデルが399ドルという非常に競争力のある価格となっている。上位モデルのPOCO F7 Proが449ドルからの設定であることを考えると、より手頃な価格帯での提供が実現されている。

日本市場での価格については発表時点では未公表となっているが、グローバル価格を参考にすると5万円前後での提供が予想される。この価格帯でSnapdragon 8s Gen4搭載機が購入できれば、国内のミドルハイエンドスマートフォン市場において非常に強力な選択肢となるだろう。

POCO F7の登場により、高性能スマートフォンの価格競争が更に激化することが予想される。特に、最新ゲームや高負荷アプリを快適に動作させたいが、フラグシップモデルほどの予算は確保できないユーザーにとって、このような高コスパモデルの存在は非常に重要だ。

7月8日の日本発売に向けて、詳細な価格や販売チャネルの発表が待たれる。POCO F7が新たなコスパモンスターとして国内市場にどのようなインパクトを与えるか、今後の展開に大きな注目が集まっている。


ガジェットカフェ編集部

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