格安SIMの最大の魅力はその名の通り、大手キャリアと比較して圧倒的に安い月額料金にあります。2024年3月のおすすめの格安SIMをランキングしてみました。
通信事業への参入が相次ぐ中、多彩な特色を持つ格安SIMが競い合っています。
選択肢が増えたことは消費者にとって大きなメリットですが、その一方で「どのサービスを選べば最適か」を決めかねる方も少なくありません。
そこで今回は、2024年8月時点でおすすめの格安SIMをランキング形式で紹介します。各サービスの独自性や価格、サポート体制などを比較し、自分に合った最適な選択を見つけるお手伝いをします。
特にデータ通信量が多いプランでは、大手キャリアと比べて月数千円もの差が出ることも珍しくありません。
低コストで高品質な通信サービスを提供しており、スマホの通信費用を節約したいユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となっています。
おすすめ格安SIMランキング【2024年10月版】
用途に合わせた格安SIMプランの選び方は、まず自身の通信量を確認することから始めます。
毎日のスマホ利用でどれくらいのデータ量を消費するか把握し、それに応じたデータ容量のプランを選びましょう。
次に重要なのは通信速度です。高画質の動画視聴やオンラインゲームなど、高速データ通信を必要とする場合は、速度制限の少ないプランや5G対応プランが適しています。
また、オプションサービスを利用したいニーズがある場合、テザリングや国際ローミング、追加の通話オプションが利用できるかも確認が必要です。
さらに、使用する地域の回線カバー範囲や通信品質も重要な選択基準となります。これらのポイントを踏まえ、料金とサービス内容を比較し、最適な格安SIMを選択しましょう。
自分のスマホライフスタイルに合わせて、無駄なく便利に使えるプランを見つけることが大切です。
ではさっそく、おすすめの格安SIMをランキング形式でご紹介します。
格安SIM選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1位:楽天モバイル
楽天モバイルの特徴
- 最強プランでパートナー回線でも無制限データ通信可能
- データ量に合わせて料金が段階的に変わる
- データ無制限で3,278円
- 最強青春割(家族割)導入でさらに割安に
- RakutenLinkアプリの通話で国内通話が完全無料
楽天モバイルは、楽天グループが提供するモバイル通信サービスで、独自のネットワーク(楽天回線)とパートナー回線(主にKDDI・auのネットワーク)を使ったサービスを展開しています。
特に「楽天最強プラン」が中心となり、その特徴やメリットについて説明します。
楽天モバイルの最強プランは、従来のRakuten UN-LIMIT VIIと料金体系や形態は変わらず、楽天回線エリア外でもデータ通信の利用上限を撤廃し、完全な使い放題を実現した点が大きな変更です。
以前は楽天回線エリア外での高速通信が月5GBまでと制限されていましたが、新プランではパートナー回線を含め国内どこでもデータ量無制限で高速通信が可能になりました。これにより、国内での通信環境がより快適になります。
また、国内通話も「Rakuten Link」アプリを利用すれば引き続き無料でかけ放題となっています。これにより、データ通信と通話の両方を無制限に使いたいユーザーにとって非常に魅力的なプランとなっています。
料金面では、使用したデータ量に応じて月額料金が変動する仕組みを採用しており、3GBまでは月額1,078円で利用可能です。この料金設定は、頻繁に大量のデータ通信を行わないユーザーにとっても非常に経済的で、幅広いニーズに対応する柔軟性を備えています。
プラチナバンドの取得
楽天モバイルが電波の届きやすさと通信品質で重要な役割を果たす「プラチナバンド」として知られる700MHz帯の割り当てを獲得したことは、サービスの質を格段に向上させる大きな一歩です。プラチナバンドは、その波長が長いため建物内や難しい地形でも電波が届きやすく、通信の安定性と範囲を大幅に改善できる特性を持っています。
これまで楽天モバイルは、このプラチナバンドを保有していないため、特に建物内やビルのような電波が遮られやすい場所での接続に課題を抱えていました。これが乗り換えを躊躇する理由の一つとなっていたのですが、総務省からのこの新たな認定により、これらの問題が大きく解消される見込みです。
2023年10月23日に発表されたこの動きは、楽天モバイルがドコモ、au、ソフトバンクと同様の通信品質を提供できる土台を築くものであり、競争力の向上につながります。プラチナバンドの運用開始は2023年12月から2024年の年初にかけてを目指しており、現在準備が進められています。
これにより、楽天モバイルのユーザーはより広範囲で、より安定した通信環境を享受できるようになり、楽天モバイルの魅力が一層高まることが予想されます。
楽天モバイルは、無制限のデータプランや楽天グループとの連携による様々なメリットを享受したい方におすすめのモバイルサービスです。自社回線エリアの拡大とサービスの向上にも注力しており、今後の展開にも期待が集まっています。
"特別なお客様"へ向けた限定キャンペーン
楽天モバイルの三木谷浩史会長が、"特別なお客様"を対象にした限定キャンペーンを開始しました。以前に楽天Handを1円で受け取っていた人も対象となり、条件が緩和されています。
(10月8日更新)
みなさん、このキャンペーンは10月も継続しています。ただいつ終わるか終了日は未定ですので、お早めに契約した方がいいでしょう。
2位:LINEMO
LINEMOの特徴
- シンプルなプラン
- すべてオンラインで完結
- キャンペーンが豊富
LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが提供するオンライン専用のモバイル通信ブランドです。
2021年3月にサービスを開始しました。ソフトバンクのネットワークを利用しながら、シンプルでリーズナブルな料金プランが特徴です。
LINEMOでは主に「スマホプラン」と「ミニプラン」の2つのプランを提供しています。
スマホプランは月額2,728円(税込)で、データ容量は20GB(LINEアプリのデータ通信はカウントフリー)です。ミニプランは月額990円(税込)で、3GBのデータ容量を提供しています。いずれも5G対応で、高速データ通信が可能です。
ソフトバンクの5Gネットワークに対応しており、高速データ通信を手頃な価格で利用できます。
通話料金は30秒あたり22円ですが、通話オプションとして「通話準定額」(月額550円で5分以内の国内通話がかけ放題)や「通話定額」(月額1,650円で24時間国内通話かけ放題)を追加することができます。
LINEMOは全ての手続きがオンラインで完結するため、店舗に行く必要がありません。申し込みからサポートまでウェブやアプリを通じて行います。
複雑なオプションや割引が少なく、料金体系が非常にシンプルでわかりやすいのが特徴です。
LINEMOは、ソフトバンクの品質をそのままに、シンプルかつコストパフォーマンスに優れたプランを求めるユーザーに適しています。オンライン専用の手軽さと、5Gを低コストで始められる点が魅力の一つです。
LINEMO
3位:ahamo
ahamoの特徴
- ドコモの安定した高速回線を利用できる
- 5分かけ放題が無料
- 100GBの大盛りデータ増量が可能
ahamo(アハモ)は、NTTドコモが提供するオンライン専用のモバイル通信サービスです。
2021年3月にサービスを開始しました。主にシンプルでわかりやすい料金体系と、手続きの簡便さが特徴です。
ahamoは、全国どこでもデータ容量30GB(2023年4月時点で、大盛オプションにより100GBまで拡張可能)の利用が可能で、月額料金は2,970円(税込)です。国内通話は5分以内なら何度でも無料で、それを超える通話は22円/30秒がかかります。
ahamoは、ドコモの5Gネットワークに対応しています。高速データ通信を低価格で利用することができます。
大盛オプションを追加することで、データ容量を100GBまで増やすことが可能です。また、通話オプションとして、さらに長時間の通話を低価格で楽しむためのプランも用意されています。
ahamoはオンライン専用ブランドであり、申し込みから契約、サポートまで全てオンラインで完結します。店舗での手続きは不要で、スムーズにサービスを利用開始できます。
ahamoは、海外でも利用可能な国際ローミングサービスに対応しています。海外でのデータ通信や通話が可能になります。
ahamoは、NTTドコモの信頼性とネットワーク品質を背景に、手軽に高速データ通信を楽しみたいユーザーに適した選択肢となっています。
4位:ワイモバイル
ワイモバイルの特徴
- ソフトバンクの回線を使用するので安定している
- シンプルな料金体制
- 親子割など割引が多い
ワイモバイル(Y!mobile)は、ソフトバンク株式会社が提供するモバイル通信サービスのブランドです。
主にコストパフォーマンスに優れたスマートフォンや携帯電話(ガラケー)のプランを提供しており、ソフトバンクの高品質な通信網を利用しながら、手頃な価格でモバイル通信サービスを利用できることが特徴です。
ワイモバイルでは、データ容量や通話オプションに応じた多様な料金プランを提供しています。
主に「シンプルプラン」と呼ばれるスマートフォン向けの料金プランが中心で、データ量や通話の必要性に応じて選択できます。また、ファミリー向けや長期利用者向けの割引制度も充実しています。
2020年以降、ワイモバイルでも5Gに対応した料金プランを提供開始しました。5G対応端末を利用することで、より高速なデータ通信を体験できます。
ワイモバイルはソフトバンクグループの一員として、スマホ決済サービス「PayPay」との連携が強みの一つです。料金の支払いにPayPayを利用することで、ポイントが貯まるなどのメリットがあります。
コストパフォーマンスに優れた独自のスマートフォンや、国内外の人気メーカーの最新機種を取り揃えています。また、シンプルな操作性を重視したガラケーも提供しています。
全国に多数の店舗を構えており、直接店舗を訪れることで契約手続きや各種サポートを受けることができます。オンラインでの手続きが苦手な人にとっても安心です。
ワイモバイルは割引が充実
さらにワイモバイルはお得な割引サービスを提供しています。主な割引サービスには、「おうち割光セット」と「PayPayカード割」があります。
おうち割光セット: 月額基本料から1,100円〜1,650円が割引されるサービスです。これは、Softbank光またはSoftbank Airを契約している場合に、ワイモバイルの使用によって適用されます。この割引は、ワイモバイルを利用する回線ごとに適用されるため、家族でワイモバイルを利用すると、通信費を大きく節約できます。
PayPayカード割: 新しく開始されたサービスで、PayPayカードまたはPayPayカード ゴールド(家族カード含む)をワイモバイルの支払い方法として設定することで、月額基本料からさらに187円が割引されます。
おうち割光セットとPayPayカード割の両方を適用することで、月額基本料から合計で1,287円〜1,837円が割引されることになり、非常にお得にワイモバイルを利用することが可能です。
また、おうち割光セットの代わりに適用可能な家族割引サービスもあります。このサービスを利用すると、ワイモバイルを家族で使用する場合、2回線目以降の月額料金から1,100円が割引されます(最大9回線まで)。
ただし、1回線目には割引が適用されないため、Softbank光やSoftbank Airを契約していない場合でも、家族割引を利用して節約することができます。
さらに、「シンプル2」プランのM/Lオプションでは、月のデータ使用量が1GB以下の場合、基本料金から1,100円(Mプラン)または2,200円(Lプラン)が割引されます。
これにより、データ使用量が少ない月は、さらに節約することが可能です。データ量超過後の通信速度は最大1Mbpsで、余ったデータ量は翌月に繰り越せるため、無駄なくデータを利用できます。
ワイモバイルは、手頃な価格で高品質な通信サービスを求めるユーザーや、シンプルで使いやすいモバイルライフを望むユーザーにとって、魅力的な選択肢となります。また、ファミリー向けのプランや長期利用者向けの割引制度など、さまざまなユーザーのニーズに応えるサービス展開が特徴です。
5位:UQ モバイル
UQモバイル
- au回線なので通信が安定
- 5G回線対応
- データの繰越や低速モードの切り替えが可能
- トクトクプランで10分の通話し放題
UQモバイルは、KDDIグループが提供する格安SIMサービスです。auのネットワークを利用しているため、全国的に広いカバーエリアと高速なデータ通信サービスを提供しています。以下、UQモバイルの特徴を詳しく説明します。
auの4G LTEおよび5Gネットワークを利用しているため、都市部だけでなく地方でも高速なインターネット接続を楽しむことができます。
月額料金がシンプルでわかりやすく、データ容量に応じて複数のプランから選択できます。また、通話料金がお得なプランも用意されているため、自分の使用状況に合わせて最適なプランを選べます。
前月に使用しきれなかったデータ容量を翌月に繰り越すことができる「くりこし」機能が特徴です。これにより、月によってデータ使用量が変動するユーザーでも無駄なくサービスを利用できます。
コミコミプラン
データ通信と国内通話をよく使う人向け
月額3,278円
20GBまでデータ利用可能、超過後は最大1Mbpsで利用可。国内通話は1回10分以内無料。10分以上の通話が多い場合、月額1,100円で通話放題オプションが追加可能。
トクトクプラン
データ使用量に応じて料金を節約したい人向け
基本は月額3,465円(15GBまで)
自宅セット割(-1,100円)、au PAYカード割(-187円)、1GB以下利用時(-1,188円)
割引適用後、最低990円から利用可能。利用量に応じた柔軟な料金設定。
ミニミニプラン
データ通信を少なくする人向け
月額2,365円(4GBまで)
自宅セット割(-1,100円)、au PAYカード割(-187円)
割引適用後、1,078円で利用可能。節約モード(300kbps)でSNSやメール利用に適している。
各プランは、データ使用量や通話の頻度に応じて最適な選択が可能です。さらに、割引サービスを利用することで、よりお得にサービスを利用することができます。
家族での利用や支払い方法による追加割引もあり、個々の利用状況に合わせて最適なプランを選べるようになっています。
UQモバイルは、高速通信網を手頃な価格で利用したい方や、使い勝手の良いサービスを求める方に適したモバイルサービスと言えるでしょう。
また、auユーザーからの乗り換えもスムーズに行えるため、キャリアからの乗り換えを考えている方にもおすすめです。
6位:povo
povoの特徴
- 基本料金は0円
- 必要な時にトッピングを購入する
- 自分に合わせてプランが作成できる
povoは、KDDI(au)が提供する新しいタイプの通信サービスで、従来のプランに縛られない自由度の高いカスタマイズが特徴です。ユーザーは基本プランに様々な「トッピング」と呼ばれるオプションを追加することで、自分だけの通信プランを作ることができます。
povoの最大の特徴は、基本料金が0円である点です。これにより、ユーザーは基本的に国内通話やSMSの利用が可能(通話料・送信料は別途必要)で、128kbpsに制限されたデータ通信も利用できます。
より高速なデータ通信を希望する場合は、さまざまなデータ量から選べるトッピングを購入することができます。
このトッピングシステムは、必要な時にのみ追加で購入できるため、賢く利用すれば実質的に月額0円でサービスを使い続けることが可能です
(180日間以上有料トッピングの購入がない場合は利用停止や契約解除の可能性あり)。
このようにpovoは、コストを最小限に抑えつつ、必要に応じて高速データ通信を利用したいと考えるユーザーや、サブ用途での回線が欲しいというユーザーに最適な選択肢を提供します。
さらに、2023年7月20日からは海外ローミングサービスの提供を開始し、160以上の国と地域で音声通話、SMS、データ通信を利用できるようになりました。これによりpovoユーザーは、海外渡航時もそのまま現地でスマートフォンを格安料金で利用できるようになり、より幅広い用途での活用が見込めるようになりました。利用可能な海外データトッピングは渡航先によって異なるため、出発前に必要に応じたトッピングの購入が推奨されます。
povoは、これまでの通信サービスにない新しい形を提案しています。自分の使い方に合わせてコストをコントロールしたいユーザーに最適な選択肢と言えるでしょう。
7位:y.uモバイル
y.u mobileの特徴
- シンプルな3つのプラン
- データ繰越は永久(消えない)
- 端末補償が無料
y.uモバイルは、2020年にサービスを開始した新しい格安SIMプロバイダーで、ユーザーの多様なニーズに応えるため柔軟なデータプランとオプションを提供していることが特徴です。
利用者は自分の使用状況に合ったプランを選択でき、基本から高用量までの幅広いプランがあります。
不足した通信量は1GBあたり330円で追加でき、未使用のデータは翌月へ繰り越せるため、データを無駄なく活用できます。繰り越しの上限は100GBとなっています。
しかも繰越データについては永久繰越可能ですので、期限切れになるということはありません。
さらに、音声通話SIM契約者には、年間最大30,000円(非課税)までの端末修理費用が無料で補償されるサービスがあり、これは他社の有料オプションと比較しても非常に魅力的です。
これらの特徴により、y.uモバイルは、データ使用量が変動するユーザーや、端末の故障リスクに備えたいユーザーにとって理想的な選択肢となっています。
y.uモバイルは、これらのユーザーフレンドリーな特徴により、格安SIM市場において独自の位置を確立しています。利用者のさまざまなニーズに対応する柔軟なプランとサービスを提供することで、幅広いユーザー層からの支持を得ていると言えるでしょう。
8位:IIJmio
IIJmioの特徴
- 格安SIMで安定の通信品質を誇る
- eSIM使用可能
- プランが豊富
IIJmioは株式会社インターネットイニシアティブによって運営されており、格安SIM業界では老舗として知られています。通信品質の安定性で定評があるこのサービスは、利用者にとって信頼性の高い選択肢の一つです。
特筆すべきは、2019年7月18日に国内で初めてeSIMプランを導入し、更に2021年6月には無料で5Gオプションを提供開始したことです。これにより、最新の通信技術をリーズナブルな価格で利用できるようになりました。
2021年4月1日には『ギガプラン』という新料金プランを開始し、その料金設定は他社に比べて全体的に安価です。利用者のデータ使用状況に合わせて最適なプランを選択できるように、細かくプランが設定されています。
さらに2023年4月1日には一部の料金プランが改定され、より利用しやすくなりました。具体的には、月額料金を据え置きのまま、4ギガプランを5ギガプランへ、そして8ギガプランを10ギガプランへとデータ量を増量しました。
また、IIJmioのサービスには高速データ通信のON/OFF切り替え機能があり、高速通信をOFFに設定すると通信速度は最大300kbpsに制限されますが、その状態でもデータ容量を消費することなく通信が可能です。これにより、利用者は必要に応じてデータ使用量を節約しながら、便利に通信サービスを使い分けることができます。このような柔軟性と利便性は、IIJmioを選ぶ大きな理由の一つとなっています。
9位:mineo
mineoの特徴
- ドコモ、au、ソフトバンクのすべての回線が利用可能
- 使い放題プラン、マイそくなどプランが豊富
- マイネ王などコミュニティーが盛ん
mineo(マイネオ)は、オプテージ株式会社が提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)の一つで、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線を利用しています。そのため、幅広いユーザーのニーズに対応する多様なプランとサービスを提供しています。以下、mineoの特徴を詳しく説明します。
mineoが2021年2月1日から提供している「マイピタ」プランは、ユーザーの多様なニーズに応えるための4つのデータプラン(1GB、5GB、10GB、20GB)を用意しています。特に20GBプランは、月額2,178円というリーズナブルな価格設定で、大量のデータ通信を必要とするユーザーにもおすすめです。
さらに、月額385円を追加することで「パケット放題Plus」を利用可能にし、データ無制限での通信が実現します。ただし、3日間で10GBを超える使用をした場合には速度制限がかかる可能性がありますが、通信速度は最大1.5Mbpsで提供されるため、標準画質の動画視聴などは快適に楽しめます。
この速度であれば、日常的なウェブブラウジングやSNSの利用、メールの送受信などには十分対応可能であり、データ量を気にせずに利用できる点が魅力です。また、mineoはドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線に対応しているため、幅広いユーザーが利用できます。
5G通信を無料でオプションとして付けられることも大きな特徴で、より高速な通信を求めるユーザーにとっても満足のいく選択肢となっています。mineoの「マイピタ」プランは、柔軟なデータプランと追加オプションにより、様々な利用シーンに適応する格安SIMサービスと言えるでしょう。
マイソク「データ無制限プラン」時間限定で速度は遅い
mineoの「マイそく」は、月曜から金曜の12時から13時の1時間だけ通信速度が制限される代わりに、それ以外の時間帯ではデータ無制限で利用できるサービスです。この時間帯の速度制限は、多くのユーザーがランチタイムにインターネットを利用することによるネットワークの混雑を避けるための措置です。
マイそくプランでは、最大通信速度に応じて異なるプランを選択でき、通常時より遅い速度での通信となりますが、この速度でも音楽再生やWebページの閲覧、低画質の動画再生などは比較的快適に行うことが可能です。これは、メッセージ送受信を主な用途とするユーザーや、データ消費量をあまり気にせずに済ませたいユーザーにとって大きなメリットとなります。
さらに、月額250円のスーパーライトプランを選択することで、最も基本的な通信ニーズを非常に低いコストで満たすことができます。また、オプションとして提供される1回198円で24時間データ使い放題を申し込むことで、速度制限時間帯も含めて速度制限なしでインターネットを利用できるようになります。このオプションは、特定の日に高速データ通信が必要な場合に非常に便利です。
mineoのマイそくは、利用用途や必要な通信速度に応じて柔軟にプランを選択できる点が魅力的で、ユーザーは自分のライフスタイルや通信ニーズに最適なサービスを選ぶことができます。
mineoは、これらの特徴により、幅広いユーザーから選ばれている格安SIMサービスです。安定した通信品質と、利用者のライフスタイルに合わせた柔軟なプラン選択、独自のサービス提供により、多くのユーザーに支持されています。
こちから申し込みすると、事務手数料3,300円が無料になります。
10位:HISモバイル
HISモバイルの特徴
- 100MBで290円のプランは業界でも最安
- 通話料金が9円/30秒と激安
- 20GBと30GBは5分かけ放題が無料
HISモバイルは、国際的に知られた旅行会社H.I.S.グループの一員として運営されている格安SIMサービスです。このサービスの大きな魅力は、ドコモの高品質な回線を利用している点にあります。
これにより、ユーザーは安定した通信品質を楽しむことができるようになっています。
「自由自在290」プランは、その名の通り極めて自由度の高い料金設定が特徴で、月額290円から始まる業界最安値レベルの料金設定を実現しています。
このプランは、月間のデータ使用量が100MB未満の場合に適用され、特にモバイル通信をほとんど利用しないユーザーや、最低限のデータ通信で済ませたいユーザーに最適です。
通話料金も30秒あたり9円という低価格で設定されており、専用アプリを必要とせずにそのまま利用できる点も大きな利点です。
これにより、通話をメインに使用したいユーザーも、追加の通話オプションを付けることで、さらに便利にHISモバイルを利用することが可能です。
HISモバイルは、その利便性とコストパフォーマンスの高さから、スマートフォンの利用頻度が低い方や、通話メインでスマホを使用したい方に特におすすめの格安SIMサービスと言えるでしょう。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMは、大手キャリアに比べて低コストでスマートフォンを利用できることから、多くのユーザーに選ばれています。しかし、その利用にはメリットとデメリットがあります。以下に詳しく説明します。
メリット
メリット1:月額料金の安さ
格安SIMの最大の魅力は、何と言ってもその低価格です。大手キャリアに比べると、月額料金が大幅に安く設定されており、データプランや通話プランに応じて、さらにコストを抑えることができます。
メリット2:オプションの充実度
データのみプラン、通話オプション、SMSオプションなど、ユーザーのニーズに合わせた多彩なオプションが用意されています。これにより、自分のライフスタイルや使用状況に合わせたプランを選択できます。
メリット3:機種の豊富さ
格安SIMでは、最新のスマートフォンからリーズナブルなモデルまで、多種多様な機種を取り扱っています。自分の予算や好みに合わせて、自由に選ぶことができます。
デメリット
デメリット1:初期設定の必要性
格安SIMを利用する際には、SIMカードの挿入やAPN設定などの初期設定が必要となります。これらの作業は、ユーザー自身で行う必要があり、技術的な知識が求められることもあります。
デメリット2:キャリアメールの取り扱い
大手キャリアのメールアドレス(@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp、@ezweb.ne.jp など)は、基本的に格安SIMでは利用できません。引き続きキャリアメールを使用するには、メール持ち運びサービスに別途申し込む必要があります。
店舗の少なさ
格安SIMの多くはオンラインでの契約が主であり、実店舗を持たないサービスも多いです。そのため、直接店舗で相談やサポートを受けることが難しい場合があります。
混雑時の速度低下
大手キャリアの回線を借りて提供されている格安SIMは、混雑時に通信速度が低下することがあります。特に、昼休みや夕方などのピークタイムには、速度が遅くなることが予想されます。
これらのメリットとデメリットを総合的に考慮し、自分の使用状況やニーズに合った格安SIMを選ぶことが重要です。利用にあたっては、各サービスの詳細な情報を確認し、納得のいく選択を行いましょう。
5. よくある質問
Q.メールアドレスの扱い
A.大手キャリアのメールアドレスは基本的に利用できませんが、メール持ち運びサービスに申し込むことで使用を継続できます。また、独自のメールサービスを提供する格安SIMもあります。
Q.5G対応
A.多くの格安SIMは5Gに対応しています。LINEMO、ahamo、povoなどの主要な格安SIMブランドでは、追加料金なしで5Gサービスを利用できます。
Q.学割の有無
A.UQモバイルとワイモバイルは、18歳以下の利用者とその家族を対象にした割引サービスを提供しています。これにより、月額料金の割引などの特典が受けられます。
Q.LINEの使用
A.LINEは格安SIMでも利用可能ですが、年齢認証が必要な機能を利用するには、年齢認証ができる格安SIMを選ぶ必要があります。LINEアプリの使用自体には影響ありません。
Q.機種変更
A.格安SIMでも機種変更は可能です。各格安SIMブランドは様々なスマートフォンを取り扱っており、Webサイトや店舗で新しい機種を購入できます。
Q.SMS機能の必要性
A.SMS機能は、二段階認証などのセキュリティ機能や、特定のアプリの利用に必要な場合があります。そのため、基本的にはSMS機能付きのプランを選ぶことをお勧めします。
6. まとめ
自分の使用状況に合った格安SIMの選び方と、上手な乗り換え方に関して、以下のアドバイスを参考にしてください。
格安SIMの選び方
- データ使用量を確認: 自分の月間データ使用量を把握し、それに合ったプランを選びます。過去数ヶ月のデータ使用履歴をチェックすると良いでしょう。
- 通信速度の確認: 快適なインターネット利用のためには、通信速度も重要です。混雑時の速度制限の有無や、実際の利用者のレビューを参考にしましょう。
- エリアカバー率を確認: 自宅やよく行く場所での電波の状況を確認します。公式サイトのエリアマップや、無料のトライアルSIMを利用して実際に確かめる方法もあります。
- 料金プランを比較: 基本料金だけでなく、オプション料金や契約期間、解約料なども総合的に比較し、コストパフォーマンスが高いプランを選びます。
- オプションサービスを確認: 必要なオプションサービス(テザリング、海外利用など)が提供されているかも確認しましょう。
上手な乗り換え方
- MNP予約番号の取得: 現在使用しているキャリアからMNP(モバイルナンバーポータビリティ)予約番号を取得します。この番号を新しい格安SIM提供会社に伝えることで、電話番号をそのまま移行できます。
- 契約内容の再確認: 現在の契約で縛り期間があるか、解約金が発生するかなどを確認します。最適なタイミングで乗り換えることで、余計な費用を避けられます。
- データのバックアップ: 乗り換え前にスマートフォンのデータをバックアップしておくと安心です。連絡先や写真、アプリのデータなどを確実に移行できます。
- 乗り換えの手続き: 選んだ格安SIM会社のウェブサイトや店舗で申し込みます。MNP予約番号を提供し、契約プランや必要オプションを選択して手続きを進めます。
- 設定の変更: 新しいSIMカードが到着したら、スマートフォンに挿入し、必要に応じてAPN設定などを行います。多くの場合、提供会社からの案内に沿って設定できます。
格安SIMへの乗り換えを検討する際は、これらのポイントを踏まえ、計画的に行動することが重要です。自分に最適なサービスを選び、スマートフォンライフをより豊かにしましょう。
まーラボ
- ガジェットブログと格安SIMのYoutubeを運営しています。iPhone大好き!海外スマホ大好きなガジェット人間です。どうぞゆっくりしていってください。