
三つ折りスマホ対決、ついに決着?
Samsungが「Galaxy Z TriFold」を正式発表し、世界初の市販三つ折りスマートフォン「Huawei Mate XT Ultimate Design」と真っ向勝負を挑んでいます。
どちらも約10インチの大画面に変身する革新的なデバイスですが、折りたたみ方式、ディスプレイ技術、ソフトウェアにおいて、まったく異なるアプローチを採用してます。
どっちが優れてるのか、徹底比較しましょう。
最大の違い:内折り vs 外折り

両者の最も根本的な違いは、折りたたみ方にあります。
Samsung Galaxy Z TriFold:内折り式
デュアルヒンジ設計で10.0インチのディスプレイを内側に折りたたむ。閉じると、6.5インチのカバースクリーンが現れます。
メリット:メインディスプレイが内側に保護されるため、埃や摩擦に強い。耐久性が高い。
Huawei Mate XT:外折り式(Z字型)
ディスプレイが本体を包み込むように配置。6.4インチのスマートフォンモード、7.9インチの中間モード、10.2インチのタブレットモードに変形。
メリット:3つのモードが使える汎用性。
デメリット:メイン画面が常に部分的に露出しているため、長期的な耐久性に懸念。
個人的には、Samsungの内折り式の方が実用的だと思います。毎日使うものだから、耐久性は重要ですよね。
ディスプレイ技術:Samsungが優勢
どちらも約10インチの大画面ですが、リフレッシュレートではSamsungが勝ち。
Samsung Galaxy Z TriFold
- メインディスプレイ:10インチ QXGA+、120Hzアダプティブリフレッシュレート、1600nits
- カバースクリーン:6.5インチ、2600nits
Huawei Mate XT
- メインディスプレイ:10.2インチ OLED、3K解像度、90Hz LTPOリフレッシュレート
Samsungのパネルはより明るく滑らかで、全体的にプレミアムな視聴体験を提供してます。特にカバースクリーンの2600nitsは驚異的。直射日光の下でもクッキリ見えます。
スタイラス対応:Huaweiの勝ち

意外なことに、SamsungのTriFoldはスタイラスペン非対応。
一方、HuaweiはM-Pen 3スタイラスペンに対応してます。これにより、クリエイティブなユーザーや生産性タスクにおいて、Huaweiが優位性を獲得。
「10インチのタブレットモードなのに、スタイラス使えないの?」って思いますよね。ここはSamsungの残念ポイント。
品質と素材:どちらも最高級
Samsung Galaxy Z TriFold
- 素材:Armor Aluminum+チタンヒンジ、Gorilla Glass Ceramic 2
- 厚さ:12.9mm(折りたたみ時)
- 重量:309g
- 防水:IP48
Huawei Mate XT
- 素材:航空宇宙グレードの鋼(2400MPa強度)、8層ヒンジバッファー構造
- 厚さ:3.6mm(展開時の最薄部)
- 重量:298g
Huaweiの方が11g軽量で、展開時の厚さも3.6mmとSamsungの3.9mmより薄い。素材科学に重点を置いてるのが分かります。
でもSamsungはIP48の防水性能があるのが嬉しいポイント。
パフォーマンス:Samsungが安定
Samsung Galaxy Z TriFold
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Elite(3nm)
- RAM:16GB
- ストレージ:最大1TB
- バッテリー:5,600mAh
- 充電:有線45W、ワイヤレス15W
Huawei Mate XT
- プロセッサ:Kirin 9020(自社製)
- バッテリー:5,600mAh
- 充電:有線66W、ワイヤレス50W、リバース充電7.5W
Snapdragon 8 Eliteは信頼性が高く、性能も抜群。でも充電速度はHuaweiが圧倒的に速い。有線66W、ワイヤレス50Wって、めちゃくちゃ速いです。
カメラ:Samsungが実用的
Samsung Galaxy Z TriFold
- メインカメラ:200MP
- 超広角:12MP
- 望遠:10MP(光学3倍ズーム)
- セルフィー:10MP×2(カバー+内側)
Huawei Mate XT
- メインカメラ:50MP(絞り可変)
- 超広角:40MP(マクロ機能付き)
- 望遠:12MP(5.5倍ペリスコープ)
- マルチスペクトルセンサー:1.5MP
- フロント:8MP
Huaweiは汎用性が高いですが、Samsungの高度なAI処理と信頼性の高い画像調整が優位性を生み出してます。実用面ではSamsungの方が優れた結果をもたらす可能性が高いです。
ソフトウェア:Samsungの圧勝
Samsung Galaxy Z TriFold
- OS:Android 16+One UI 8
- Googleサービス:完全対応
- DeXモード:10インチディスプレイでネイティブ動作(外部モニター不要)
Huawei Mate XT
- OS:HarmonyOS 5.1
- Googleサービス:中国以外では非対応(米国制裁の影響)
- デスクトップモード:外部ディスプレイへの投影が必要
ここはSamsungの圧勝。Googleサービスが使えないのは、中国以外のユーザーにとって致命的。
しかも、SamsungのDeXモードは10インチディスプレイでネイティブ動作するから、外部モニターなしでミニデスクトップとして使えます。マルチタスク処理が超快適。
結論:Samsungが優勢
総合的に見ると、Samsung Galaxy Z TriFoldの方が完成度が高く、実用的です。
Samsungの強み
✅ 内折り式でディスプレイを保護、耐久性が高い
✅ 120Hzの明るい画面(カバースクリーンは2600nits)
✅ Snapdragon 8 Elite搭載で性能抜群
✅ Android 16+Googleサービス完全対応
✅ DeXモードで外部モニター不要
✅ IP48防水性能
Huaweiの強み
✅ スタイラスペン対応
✅ 充電速度が速い(有線66W、ワイヤレス50W)
✅ 軽量(298g)
✅ 展開時の厚さが薄い(3.6mm)
Huaweiは大胆なデザインとスタイラスペン対応が魅力ですが、外折り式の耐久性の懸念とHarmonyOSの制限(Googleサービス非対応)がネック。
多くの人にとって、Galaxy Z TriFoldの方が賢明な選択と言えるでしょう。
編集部の本音:実用性ならSamsung、冒険心ならHuawei
個人的には、実用性を重視するならSamsung、冒険心を求めるならHuaweiって感じですね。
Samsungは、内折り式で耐久性が高いし、Android 16でGoogleサービスも使える。DeXモードも便利。「毎日使う道具」として考えると、Samsungの方が安心。
でもHuaweiは、外折り式の大胆なデザインとスタイラスペン対応が魅力。クリエイティブな作業をする人や、「人とは違うものが欲しい」って人には刺さるはず。
ただ、Googleサービスが使えないのは、日本ユーザーにとってはかなり痛い。Gmail、Google Maps、YouTubeが使えないって、結構不便ですよね。
まとめ:三つ折りスマホの覇者はSamsung
Samsung「Galaxy Z TriFold」vs Huawei「Mate XT」の徹底比較。内折り式で耐久性が高く、120Hz明るいディスプレイ、Snapdragon 8 Elite搭載、Android 16+Googleサービス完全対応のSamsungが優勢。
Huaweiはスタイラスペン対応と高速充電が魅力だが、外折り式の耐久性懸念とHarmonyOSの制限がネック。
実用性を求めるなら、Galaxy Z TriFoldが賢明な選択。
まーラボ
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