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サムスン「Galaxy Z TriFold」ついに登場!三つ折りスマホの衝撃、10インチ大画面に変身するも販売は限定5万台

ガジェットカフェ編集部
2025年10月28日


これはヤバい。スマホの概念が変わるかもしれません。

サムスンが、ついに三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」を今週発表します。6.5インチのスマホが、8インチのミニタブレットを経て、最終的に10インチの大型タブレットに変身する。もう意味わかんないレベルの進化です。

ただし、この野心的すぎる製品、販売は限定5万台のみ。しかも発売される国も限られてます。

2つのヒンジで3段階に変身

Galaxy Z TriFoldの最大の特徴は、2つのヒンジを備えた内折り構造。使用シーンに応じて、3段階のディスプレイサイズに変化します。

閉じた状態なら6.5インチで普通のスマホ。ポケットにも入るし、片手操作もOK。一段階開けば8インチのミニタブレットになって、電子書籍や動画視聴に最適。全開すれば10インチの大型タブレットで、文書作成や動画編集も快適にこなせます。

1台でスマホ、ミニタブレット、大型タブレットの3役。これまでにない使用体験ですよね。

折りたたみスマホで一番心配なヒンジの耐久性も、これまでのGalaxy Z FoldシリーズやZ Flipシリーズで蓄積してきた技術で徹底改善。長期間の使用にも耐えうる設計になってるとのこと。

しかも、折りたたみ状態ごとにUIが最適化されてシームレスに切り替わるから、使い勝手も良さそう。6.5インチなら片手操作しやすいUI、8インチなら読書に適したレイアウト、10インチならデスクトップライクな作業環境って感じです。

プロセッサはSnapdragon 8 Elite搭載。最新チップじゃないけど、十分に高性能だし、発熱やバッテリー消費の面で安定性があります。日常使用からハードな作業まで、快適にこなせる処理能力は十分。

価格は約27〜28万円、販売は5カ国のみ

生産台数は初期ロットで約5万台限定。サムスンは、この製品を大量生産するつもりはなく、市場の反応を見極めるテストケースとして位置づけてるんですね。

価格は約400万ウォン、日本円で約27〜28万円前後。完全に超ハイエンドの領域です。でも、三つ折り機構、2つの高耐久性ヒンジ、10インチ級ディスプレイ、そして限定生産の希少性を考えると...技術マニアにとっては納得の価格かも。

初期販売はたった5つの国と地域のみ。信頼性の高いリーカー、Evan Blass氏の情報によると、対象は韓国、中国、シンガポール、台湾、アラブ首長国連邦(UAE)。米国では発売されない可能性が高いとのこと。かなり異例の戦略ですよね。

韓国はサムスンの本国だから当然。中国は世界最大のスマホ市場で、しかもHuaweiが既に三つ折りスマホ「Mate XT」を発表してるから、競合に対抗する必要がある。シンガポール、台湾、UAEは購買力の高い富裕層が多く、新しいテクノロジーへの関心が高い地域。限定生産の高額製品をテストするには理想的です。

米国が対象外なのは、まだ市場での需要が不透明だから。トライフォールドという新構造に対するリスクを最小限に抑えたいという、サムスンの慎重な姿勢が見えます。

残念ながら、初期の限定販売には日本は含まれていないようです。ただし、初期販売での評判が良好なら、将来的には日本を含むより広い市場への展開も検討されるでしょう。

スマホの新時代が始まる

Galaxy Z TriFoldは、真の意味での実験的製品。サムスンは5万台という限られた数量で市場の反応を確認し、ユーザーからのフィードバックを収集する。その結果をもとに、次世代モデルでより洗練された製品として再登場させる計画でしょう。

この挑戦が成功すれば、他のメーカーも追随して、新しい製品カテゴリーが確立される可能性があります。逆に市場の反応が芳しくなければ、折りたたみスマホは現在の二つ折り形態で成熟していくことになるかもしれません。

個人的には、6.5インチから10インチに変身する体験、めちゃくちゃ見てみたいです。でも、27〜28万円って...しかも日本で発売されるかも不明。限定5万台だから、対象国でも争奪戦になりそう。

今週のAPEC CEOサミットで正式発表されます。続報が楽しみすぎる。

スマホの概念が、また一つ変わろうとしています。

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