信頼性の高い海外メディア「Android Headlines」がGalaxy S26 Ultraの本体画像を公開しました。Galaxy S22 Ultraから3年間ほぼ変わらなかったデザインがついに刷新され、大きな変更が加えられています。
最も目を引くのは、背面に3つのレンズをカバーするカメラバンプが出現したことです。従来のGalaxy S25 Ultraまではレンズが個別に配置されたフラットな背面デザインでしたが、S26 Ultraでは一体型のバンプになっています。さらに本体の角も丸みを帯びたデザインに変わっていて、よりスマホらしい持ちやすい形状になりました。
前モデルのS25 Ultraと並べると違いがはっきりわかります。S25 Ultraは個別のレンズ配置でシャープな角張ったエッジ、フラットな背面だったのに対し、S26 Ultraは一体型カメラバンプで丸みのある角、段差のある背面になっています。
側面のボタン配置や内蔵Sペンは従来通りで、基本的な使い勝手は維持されています。既存ユーザーが違和感なく使えるような配慮は残されているようです。
カメラバンプが出現した理由は、おそらく本体の薄型化とカメラセンサーの大型化が関係していると思われます。高性能化に伴ってセンサーサイズが大きくなり、より高度なレンズシステムを搭載するために、どうしてもバンプが必要になったんでしょう。
このデザイン変更については意見が分かれそうです。持ちやすくなって新世代感が出たという見方もあれば、せっかくのフラットデザインが失われてテーブル上での安定性が下がり、厚みも増すという否定的な見方もあります。
今回リークしたAndroid Headlinesは、過去にPixelやGalaxyの未発表機種を正確に報じてきた実績があるメディアなので、この画像の信頼性はかなり高いと考えられます。
デザイン変更が性能向上のためなら、カメラ性能の大幅アップが期待できます。センサーサイズが大きくなれば画質が上がりますし、光学ズームの性能も向上するでしょう。暗所撮影やAI処理能力も改善されるはずです。
他社を見ても、iPhone 17 Pro Maxはチタンからアルミへ素材変更するらしいですし、Pixel 10 Proはカメラバーを継続、Xiaomi 15 Proも大型カメラモジュールを搭載しています。各社ともカメラ性能を上げるために、デザイン面である程度の妥協を選んでいる感じがします。
ただ、カメラバンプという見た目の変化を受け入れてもらうには、相応の性能向上が必要です。他社を圧倒するカメラ性能や、本体薄型化のメリット、明確に実感できる持ちやすさの改善など、「この性能なら仕方ない」と思わせるだけの進化が求められます。
Galaxy S26 Ultraのデザイン変更は、スマホ業界全体の「デザインより性能」という流れを表しているのかもしれません。3年間守ってきたデザインを変えるということは、それだけの技術的な必然性があったんでしょう。
最終的な評価は実機を触ってみないとわかりません。カメラバンプという見た目の変化が、実際に使ってみてどれだけのメリットをもたらすかが重要です。正式発表でスペックの詳細が明らかになれば、Samsungがこの大胆な変更に踏み切った理由もはっきりするはずです。
まーラボ
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