ゲーミングスマホ最強機「REDMAGIC 10S Pro」日本上陸！7月3日予約開始、12万2800円から

ゲーミングスマートフォンの代名詞的存在であるREDMAGICが、最新フラグシップモデル「REDMAGIC 10S Pro」を2025年7月1日に日本市場向けに正式発表した。グローバルで先行発表されていた同モデルがついに国内投入となり、ゲーミングスマートフォン愛好家の間で大きな注目を集めている。日本版では待望のおサイフケータイ機能を搭載し、日常使いとゲーミング性能を高次元で両立した「全部入り」のスマートフォンとして登場する。

販売スケジュールは段階的に設定されており、まず7月1日12時から7月3日11時59分まで早割クーポンの配布が行われる。REDMAGIC日本公式サイトでメールアドレスを登録することで、先行予約に利用できるお得なクーポンを入手可能だ。続いて7月3日12時から7月30日11時59分まで先行予約販売期間となり、正式販売開始は7月30日12時からとなっている。

価格設定については、エントリーモデルのナイトフォール（ブラック）12GB RAM/256GBストレージが12万2800円から提供される。上位モデルのムーンライト（シルバー）とダスク（黒スケルトン）では、16GB RAM/512GBストレージが15万2800円、最上位の24GB RAM/1TBストレージが18万9800円となっている。特に24GB RAM/1TBモデルは公式サイト限定販売となるため、最高性能を求めるユーザーは注意が必要だ。

REDMAGIC 10S Proの最大の特徴は、Snapdragon 8 Elite Leading Versionプロセッサの搭載だ。このチップセットは現在市場で入手可能な最高性能クラスのモバイルプロセッサで、LPDDR5T RAMとUFS 4.1ストレージとの組み合わせにより、現行スマートフォンの中でもトップクラスの処理性能を実現している。

冷却システムについても大幅な進化が図られている。11層構造の「ICE-X冷却システム」には、進化した「複合液体金属2.0」を採用し、熱伝導率の向上により冷却効率を大幅に強化している。さらに23000RPMの内蔵冷却ファンを搭載しながらも静音性を維持しており、長時間のゲームプレイでも安定したフレームレートと快適な操作温度を両立している。この冷却性能により、高負荷なゲームでも性能の劣化を最小限に抑えることが可能だ。

デザイン面では、過去シリーズで好評だったカメラの出っ張りがない完全フラットな背面デザインを継承している。一体化された背面ガラスと角に丸みを持たせた形状により、優れた外観デザインとゲームプレイ時の快適な握り心地を同時に実現している。この設計思想は、長時間のゲームセッションでも手の疲労を軽減する重要な要素となっている。

ディスプレイには6.85インチの1.5K解像度AMOLEDパネルを採用し、最大144Hzリフレッシュレートと最大960Hzタッチサンプリングレートに対応している。最大ピーク輝度2000nitsにより、直射日光下でも鮮明な表示が可能だ。また、フロントカメラが画面下に内蔵されているため、ゲームプレイ時の画面表示に一切の妨げがない。

カメラシステムは実用性を重視した構成で、50MPメインカメラ、50MP超広角カメラ、2MPマクロカメラのトリプルカメラを搭載している。ゲーミングスマートフォンとしては十分な撮影性能を備えており、日常使いにも対応できる仕様となっている。

バッテリー容量は7050mAhという大容量を実現し、80W有線充電に対応している。なお、グローバル版では7500mAhバッテリーと120W充電に対応しているが、日本版では技術基準の関係で若干仕様が異なる。それでも7050mAhは十分な容量で、長時間のゲームプレイにも対応できる。

日本市場向けの特別仕様として、おサイフケータイ（FeliCa）機能を搭載している点は大きなアドバンテージだ。これにより、高性能なゲーミングスマートフォンでありながら、日本の電子決済システムにも完全対応し、日常生活での利便性も確保されている。

その他の注目機能として、520Hzショルダートリガーボタンを搭載しており、FPSゲームなどでコントローラーライクな操作感を実現している。また、Wi-Fi 7対応により最新の高速無線通信規格にも対応し、オンラインゲームでの低遅延通信が可能だ。

REDMAGIC 10S Proの登場により、日本のゲーミングスマートフォン市場における選択肢が大幅に拡大することになる。12万2800円からという価格設定は、搭載されている最新技術と性能を考慮すると非常に競争力があり、本格的なモバイルゲーミングを求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となるだろう。

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ガジェットカフェ編集部