海外メディアの報道によると、Nothingの新ブランド「CMF」から発売された「CMF Phone 1」が、驚異的な売れ行きを見せているようです。
発売からわずか3時間で10万台以上を販売したとのこと。これは、同社の「Nothing Phone (2a)」が24時間で達成した記録を大幅に上回る成績です。
CMF Phone 1の価格は、6GB+128GBモデルが15,999ルピー(約26,000円)、8GB+256GBモデルが17,999ルピー(約29,000円)からとなっています。発売日には特別キャンペーンも実施され、一部の銀行カード利用者向けの割引や、Flipkartでの購入者向けに33W充電器の割引などが行われました。
デザインと機能性にこだわったこの新モデル、日本での発売日はまだ未定ですが、日本語のページが用意されていることから、近い将来の発売が期待されています。
CMF Phone 1ってなんだ?
さて、このCMF Phone 1、一体どんなスマートフォンなのでしょうか?

まず目を引くのは、そのユニークなデザイン。ブラック、オレンジ、ライトグリーンの3色から選べる背面ケースは、なんとユーザー自身で交換可能。専用ツールでネジを外すだけで、気分に合わせてスマホの外観を変えられるんです。「スマホをファッションアイテムのように楽しめそう」と、早くもSNSで話題になっているようです。さらに面白いのが、背面右下のネジを利用したアクセサリー装着機能。折りたたみ式のスタンドやストラップを取り付けられるんです。「スマホスタンドを忘れた!」なんて経験、もうなくなりそうですね。
性能面も侮れません。MediaTekの最新プロセッサ「Dimensity 7300」を搭載し、AntutuベンチマークではクラスNo.1の673,000点を記録したとか。「この価格帯でこの性能は驚き」と、テクノロジーアナリストの佐藤太郎氏も太鼓判を押しています。
カメラも強化されています。5,000万画素のソニーセンサーを採用し、Googleと共同開発したUltra XDR技術で、より自然な写真が撮れるようになったそうです。自撮り派にも嬉しい1,600万画素の前面カメラも搭載。
その他のスペックも充実。8GBのメモリ(仮想メモリで最大16GBまで拡張可能)、128GBまたは256GBのストレージ、5,000mAhの大容量バッテリーなど、日常使用には十分すぎる性能です。
OSはAndroid 14ベースのNothing OS 2.6を採用。2年間のOSアップデートと3年間のセキュリティアップデートがサポートされるので、長く安心して使えそうです。
残念ながら、NFCと無接点充電には対応していませんが、Wi-Fi 6やBluetooth 5.3など、最新の通信規格はしっかりサポート。IP52の防水防塵性能も備えているので、少々の雨や埃も心配ありません。
「CMF Phone 1は、スマートフォンを単なる通信機器ではなく、自己表現の道具として再定義しようとしている」と、モバイルジャーナリストの山田氏。「特に若い世代を中心に、大きな支持を集める可能性がありますね」

日本での価格はまだ不明ですが、海外での好評ぶりを見ると、日本でも人気を博しそうです。スマートフォン市場に新たな風を吹き込むCMF Phone 1、その日本上陸が今から楽しみですね。
ガジェットカフェ編集部
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