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モトローラ、次世代折りたたみスマホ「Razr 50 Ultra」の詳細スペックが判明 - TENAA認証から浮き彫りになるハイエンド志向

モトローラの次世代折りたたみスマートフォン「Motorola Razr 50」シリーズの発売が近づいているようだ。

海外メディアによると、ラインナップの上位モデル「Razr 50 Ultra」が中国の認証機関TENAAの認証を取得し、その詳細なスペックが明らかになった。

TENAAは中国での製品発売に必須の認証で、これにより機種の全貌が明らかになるケースが多い。今回判明したRazr 50 Ultra(モデル番号XT2451-4)のスペックを見ると、モトローラが折りたたみスマホの新たな可能性に挑戦していることがうかがえる。

まず目を引くのが、メインディスプレイのサイズと質感だ。6.9インチのFHD+ OLEDパネルは、1080×2460ピクセルの高解像度と120Hzのリフレッシュレートを誇る。大画面でありながら、折りたたみ時にはコンパクトに収納できるのが魅力だ。加えて、背面には4インチのOLEDカバーディスプレイ(1272×1080ピクセル)を搭載。前モデルのRazr 40 Ultraから大型化されており、閉じたままでも多くの情報を確認できる。

パフォーマンス面でも妥協は見られない。最大18GBのRAMと1TBものストレージを選択可能で、オクタコアチップセットは最大クロック3.0GHz。Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3が搭載される可能性が高く、ハイエンドモデルとしてふさわしいスペックだ。

カメラ性能にも注目だ。背面には50MPデュアルカメラ、前面には32MPセルフィーカメラを搭載。前モデルから大幅な進化を遂げている。コンパクトな筐体ながら、本格的な写真撮影が楽しめそうだ。

バッテリーは998mAh+2832mAhのデュアル構成で合計3830mAh。68Wの高速充電にも対応し、ワイヤレス充電の可能性も示唆されている。IPX8の防水性能やAndroid 14 OSの搭載など、プレミアムモデルとしての機能も充実している。

モトローラのRazrシリーズは、独自の折りたたみ構造と高いスペックを両立する人気のラインナップだ。Razr 50 Ultraは、さらなる大画面化とカメラ性能の向上により、コンパクトでありながらハイエンドな選択肢として注目を集めそうだ。Midnight Blue、Spring Green、Hot Pinkの3色展開が予告されており、ファッション性も高い。

発売時期や価格など、詳細はまだ明らかになっていないが、モトローラがプレミアム折りたたみスマホ市場に新たな風を吹き込むことは間違いなさそうだ。モバイル業界の次なるトレンドを予感させる一台と言えるだろう。

Motorola Razr 50 Ultraの仕様表

項目 詳細
モデル番号 XT2451-4
メインディスプレイ 6.9インチ FHD+ OLED, 1080×2460, 120Hz
カバーディスプレイ 4インチ OLED, 1272×1080
RAM 最大18GB
ストレージ 最大1TB
チップセット Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3
メインカメラ 50MP デュアルカメラ
フロントカメラ 32MP
バッテリー 998mAh + 2832mAh, 合計3830mAh
充電 68W高速充電、ワイヤレス充電対応
防水性能 IPX8
OS Android 14
カラー Midnight Blue, Spring Green, Hot Pink

ガジェットカフェ編集部

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