Xiaomiオンライン発表会
本日6月24日午後よりXiaomiの日本発売発表会がオンラインで行われました。目玉機種として、日本市場に投入されるのは、Mi 11 Lite 5Gです。価格については事前から発表されていましたが、4万円半ばです。
では実際の発表会についてまとめて見ましたので、見ていきましょう。本日のプレゼンターはスティーブン・ワンという方です。
世界的な半導体不足
昨今、IOT技術が進んだことにより世界的に半導体(チップ)の需要と供給のバランスが正常に保たれていません。自動車、パソコン、家電などありとあらゆる製品に半導体は使われています。実際に漠然と思っていた私も改めてXiaomiの発表会を見てそう感じました。
スマートフォンに搭載されているチップ数
一般的なスマートフォンに搭載されているチップってどのくらいあるかご存知ですか?CPU、GPUなど半導体を使用しているのは当然ですが、合計で114個のチップを使用しているということです。
これは正直脅かされる数値です。昨今の色々な機能を実現するためには100個以上もの半導体を使用しているということです。それは半導体の需要が追いつかないのも当然とも言えそうですね。
Xiaomiの使命
この発言、まさしくXiaomiの高機能な製品を適正な価格で提供しているということを反映していると思います。私もXiaomi製品は数年前から使用していますので、よくわかります。製品に妥協がない、そして最初は後発メーカーであるため、他社と同様の製品と思われるような機能、デザインなどありつつも、少しずつ技術を蓄積し、社会貢献をしていく、生活を豊かにしていくということに共感しています。もっとよりよい製品を作って頂きたいと思います。
Mi 11 Lite 5G
ようやく本題のスマートフォン「Mi 11 Lite 5G」のプレゼンです。
Snapdragon 780Gはミドルレンジに位置するSoCです。このチップを搭載した日本初の製品となります。この780Gの性能はミドルレンジプロセッサーでも最強とのこと。
もちろん、Snapdragon 788などのハイレンジプロセッサーには劣るものの、その性能差と価格差は一般的な使用においては求めていないユーザーにとっては価格の安いもの方が良いですよね。
グラフィック性能
GPUには、Adereno642を搭載。これは、以前までのミドルレンジSoC Snapdragon 765Gより65%の性能アップとなります。
また、AIエンジンも185%アップと約2倍の性能向上となっています。
世界の5G対応のスマートフォンで最薄
このMi 11 Lite 5Gではこの薄さに拘った設計を行っています。その薄さは、6.81mmで、iPhone12miniと比べてもその違いがわかります。
重さも159gを実現している。そのため、手に持っていてもその重さに邪魔をされることなく使用できそうです。
電池容量4250mAhと急速充電33W
充電容量は、4250mAhで約2日間は使える容量を持っています。もし充電が足りなくなった場合でも33W急速充電ですぐに充電可能ですので、忙しい人にとってはありがたい機能です。
6.55AMOLEDディスプレイ
6.55インチのAMOLEDを搭載しています。ディスプレイの薄さも通常のOLEDより薄くすることで、スマートフォン全体の薄さに貢献しています。
リフレッシュレート90Hz
いまや、リフレッシュレートもミドルレンジスマートフォンでも90Hzが当然の仕様となりつつあります。例外に漏れず、Mi 11 Liteも90Hzが搭載されています。これにより、滑らかなスクロール、SNSなど様々場面でもスムーズは画面描画は欠かせません。
また、HDR10+など、画面表示における色表現にも拘っているとのこと。画面で見るものと実際のものが違うってことはよくありますよね。こういった色表現の相違を最小限に抑えるようこのMi 11 Liteには10Bitの色表現システムが備わっています。
おサイフケータイ搭載
日本市場では、Felicaによるおサイフケータイは非常に重要な機能となります。このMi 11 Liteにはおサイフケータイを搭載してとのことで、Xiaomiの日本市場の重要性、本気度が改めてわかります。
おサイフケータイは、非常に便利で、私も日常あらゆる場面で使用しています。この点はスマートフォンを選ぶ際の重要な指標となります。
カメラ機能
メインカメラ6400万画素、超広角センサー、マクロセンサーカメラの3眼カメラ搭載しています。
色展開
上記、3色展開となります。ブランドカラーはミントグリーンとなります。
発売価格(日本での)43,800円で7月2日
日本での販売価格は、43,800円(税込)です。ミドルレンジスマートフォンなので、その程度だと安心価格です。ただ、この価格での性能と他社スマートフォンとの性能差を考えると正直かなり安い値段だと思います。上記の画像をご覧ください。いずれも最新のSoCでかつ、AMOLEDを搭載、電池性能、Wifi6対応、本体の薄さなどを考慮してもこのMi 11 Liteの魅力が伝わってくると思います。
個人的にはおサイフケータイがXiaomiのスマートフォンについていることがかなり嬉しいところです。
ということで、本日発表されたばかりのMi 11 Liteについて纏めてみました。正直高性能は求めていない(価格が10万とかするし高い・・・)と思っている方は多いと思います。スマートフォンはよく使うものなのである程度は性能を求めても良いかと思いますが、やはり5万円ほどで買えるものくらいが丁度いいかなと私個人的には思います。
ミドルレンジスマートフォンでも十分な性能を持っていますし、このMi 11 LiteがAmazonなどの日本市場で手軽に買えることは嬉しい限りです。
Xiaomiというメーカーが日本でも認められて数年前からは考えられないほどのシェアを持っていることにも昔からXiaomiファンである私はとても嬉しく思います。
まーラボ
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