ソフトバンク宮川社長「半分怒られるかもと思ったが、意外と良かった」
ソフトバンク株式会社の宮川潤一代表取締役社長は、2月7日に開催された決算発表会において、同社が2023年12月27日に開始した新たなスマートフォン購入支援プログラム「新トクするサポート(バリュー)」について言及しました。このプログラムは、総務省が同日に施行した電気通信事業法の改正に伴い、スマートフォン端末の割引規制が変更されたことを受けて導入されたものです。
宮川社長は、「改正により端末供給に影響が出ると考えていたが、チャレンジ精神を持って新しい解決策を模索した結果、新トクするサポート(バリュー)の提供に至った」と述べました。さらに、総務省からの特別な注意を受けたわけではないことを明かし、「本当は、半分は怒られるかなと思いながらやったが、意外と良かったみたい」との感想を示しました。
また、宮川社長は今後の展望についても言及し、「5G対応端末の普及をさらに加速させたい。5Gの普及が遅れることは、当社として望むところではない」と強調しました。この発言からは、ソフトバンクが5G技術の普及とそのインフラ整備を重視していることが窺えます。
ソフトバンクは、通信業界の新たな規制変更に対応しつつ、消費者にとって有利なプログラムを提供することで、スマートフォン市場におけるサービスの向上と5G技術の普及促進を目指しています。
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