楽天モバイルが急成長を続けています。同社は6月16日、携帯キャリアサービスの契約数が700万回線を突破したと発表しました。わずか2カ月あまり前の650万回線達成から、50万回線も増加したことになります。特に、今年4月に開始された「Rakuten UN-LIMIT VII」以降の3カ月間では、過去最大の純増契約数を記録したとのことです。
楽天モバイルは2020年4月にサービスを本格的に開始し、低廉でシンプルな料金プランや、基地局開設による通信品質の改善に取り組んできました。今年5月からは、12歳以下のお客様を対象に、月々のデータ利用量が3GB以内であれば「楽天ポイント」440ポイントを還元する「最強こどもプログラム」の提供も始まっています。既存の「最強家族プログラム」や「最強青春プログラム」と合わせ、幅広い年齢層のユーザーにお得なサービスを提供しています。
さらに、楽天グループ代表の三木谷浩史氏が直々に紹介キャンペーンを打ったことも大きく増線に寄与していると思われます。
三木谷キャンペーンとは対象プランへの新規契約や他社からの乗り換えで最大14,000ポイントがもらえるものです。
法人向けサービスも好調です。「Rakuten最強プラン ビジネス」は、楽天市場や楽天トラベルなどのパートナー企業に利用されており、好評を博しているとのこと。4月には、宿泊施設向けに「Rakuten最強プラン ビジネス」とIP無線アプリをセットで提供する「楽天モバイルBuddycomセット」の提供も開始しました。
通信品質の向上にも継続的に取り組んでおり、4月にはOpensignal社の調査で5部門で単独受賞するなど、高い評価を獲得しています。また、700MHz帯の「プラチナバンド」での試験電波発射を開始し、商用サービスの提供に向けて準備を進めています。さらに、関東地方における5Gエリアを年内に最大1.6倍に拡大する予定です。
今後も楽天モバイルは、通信品質の向上やお客様のニーズに合ったサービスの提供、法人向けサービスの拡充に努めていくとのことです。同社の目覚ましい成長は、携帯キャリア業界に大きな変革をもたらしそうです。
記事執筆:ガジェットカフェ編集部
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