日本のiPhoneユーザーに大きな変化が来ます。
Appleが今週初めに「iOS 26.2」の2番目のRelease Candidate(RC)版を開発者向けに公開しました。正式版はまもなく一般向けにリリースされる見込みです。
MacRumorsが8つの新機能をまとめてますが、特に注目なのが日本限定の変更箇所。代替アプリストアの解禁、検索エンジン選択の必須化、Siri以外の音声アシスタントをサイドボタンに設定可能など、大きな変化が含まれてます。
日本限定の変更箇所(超重要)
1. 代替アプリストアが利用可能に
日本でiOS 26.2のベータ版を実行中のiPhoneでは、AltStore PALやEpic Gamesなどの代替アプリストアをインストール可能で、そこからアプリをダウンロードできます。
ただし、Fortnite(フォートナイト)のアプリ内課金は現在Epicによる地域制限が適用されているようです。
日本では「スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法)」が2025年12月18日に施行予定となっており、それに合わせて代替アプリストアが利用可能になると思われます。
これ、めちゃくちゃ大きな変化ですよね。これまでiPhoneはApp Storeからしかアプリをダウンロードできなかったけど、これからは代替アプリストアからもダウンロード可能に。
2. 検索エンジンの選択が必須に
iOS 26.2インストール後、日本のiPhoneユーザーは優先検索エンジンの選択を促されます。
選択肢:
- Bing
- DuckDuckGo
- Yahoo! Japan
- Ecosia
重要な点は、インストール後すぐに選択画面が表示されること。ユーザーは明示的に検索エンジンを選ぶ必要があります。
他のほとんどの国では、Googleがデフォルト検索エンジンで、iPhone初回起動時に別の選択肢を選ぶプロンプトは表示されません。日本以外のiPhoneユーザーも他の検索エンジンを選択できますが、設定変更には設定のSafariセクションを開く必要があります。
つまり、日本だけ特別に「検索エンジンを選んでください」って強制されるわけです。これも「スマホ新法」の影響ですね。
3. Siri以外の音声アシスタントをサイドボタンに設定可能に
現在、サイドボタンを長押しするとSiriが起動しますが、Siri以外に変更するオプションは用意されていません。
日本のiPhoneユーザーは間もなく、AlexaやGeminiなどの音声アシスタントをデフォルトで起動することが可能な新しいオプションを選択できるようになります。
ただし、ユーザーがサイドボタン機能を利用するには、アプリ開発者がこの機能を採用する必要があります。
これも大きな変化。「Siri使わないから、Googleアシスタントに変えたい」って人、結構いますよね。これが可能になります。
その他の新機能(全世界共通)
1. ロック画面にLiquid Glassスライダー

ロック画面にLiquid Glassスライダーが追加され、時計の外観をカスタマイズ可能に。「ガラス」オプション使用時、スライダーで時刻表示をほぼ透明にしたり、曇りガラス風の見た目に変更できます。
時計のデザインをより不透明にしたい場合に、Liquid Glassの外観を完全にオフにする「ソリッド」トグルも引き続き利用可能。

2. Apple Musicにオフライン歌詞表示
iOS 26.2では、Apple Musicにオフライン歌詞表示機能が追加。Wi-Fiやモバイルネットワークに接続していない状態でも、楽曲の歌詞を表示できるようになります。
これ、飛行機の中とか、圏外のときに便利ですね。

3. 睡眠スコア範囲が改訂

iOS 26.2およびwatchOS 26.2では、睡眠スコア範囲が改訂されます。
- 非常に低い:0-40(従来 0-29)
- 低い:41-60(従来 30-49)
- 普通:61-80(従来 50-69)
- 高い:81-95(従来 70-89)
- 非常に高い:96-100(従来 90-100)
Appleによると、睡眠スコアは睡眠時間、就寝時間、睡眠中断を考慮し、毎晩の睡眠の質を表す数値として算出されます。
4. リマインダーにアラーム機能

iOS 26.2では、Appleのリマインダーアプリでリマインダーにアラームを設定可能に。
リマインダーを追加する際、時間を選択し「緊急」オプションをオンにすると、指定した時間にアラームが鳴ります。
5. ポッドキャストに3つの新機能

Podcastsアプリは3つの新機能をサポート
- 自動生成されるチャプター
- トランスクリプトやプレイヤーから他のポッドキャストの言及を確認するオプション
- エピソードページでポッドキャスト内で言及されたリンクにアクセスする機能
6. Apple Newsに「フォロー中」専用タブ

Apple Newsアプリに「フォロー中」専用タブが追加。スポーツ、パズル、政治、ビジネス、フードなどのトピックへ素早くアクセスできるボタンが配置されます。
7. 通知の画面フラッシュ

iOS 26.2では、通知受信時にiPhoneの画面が点滅可能に。これまではiPhoneのリアカメラのLEDフラッシュのみに限定されてました。
設定のアクセシビリティ > オーディオとビジュアル > 通知時の点滅で、LEDフラッシュ、画面、その両方から選択可能に。
8. EUでAirPodsのリアルタイム翻訳が解禁
iOS 26.2により、EUでAirPodsのリアルタイム翻訳機能が利用可能に。
リアルタイム翻訳機能により、異なる言語を話す相手の言葉を理解できます。たとえば、自分が英語を話し、相手がフランス語で話しかけてきた場合、SiriがAirPodsを通じてその内容を英語で伝えます。
お互いがAirPodsでライブ翻訳を使用している場合に最も効果的。相手がAirPodsを着用していない場合、iPhoneに相手の言語でのリアルタイム文字起こしを表示可能。
ライブ翻訳は、最新のファームウェアをインストールしたAirPods Pro 3、AirPods Pro 2、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods 4で利用可能。
リリース時期は12月中旬頃
iOS 26.2の正式版は、まもなく一般向けにリリースされる見込み。
「スマホ新法」が2025年12月18日に施行予定なので、おそらくそれに合わせて12月18日前後にリリースされるんじゃないでしょうか。
編集部の本音:日本のiPhoneが大きく変わる
個人的には、日本のiPhoneが大きく変わると思います。
代替アプリストアの解禁は、めちゃくちゃ大きな変化。これまでApp Storeの独占状態だったのが、EpicやAltStoreなど、他のストアからもアプリをダウンロードできるようになる。
Fortniteが再びiPhoneでプレイできるようになるのも嬉しいですよね(アプリ内課金は地域制限があるみたいですが)。
あと、検索エンジンの選択が必須になるのも大きい。これまでデフォルトでGoogleだったのが、「自分で選んでください」って強制される。DuckDuckGoとかEcosiaとか、プライバシー重視の検索エンジンを選ぶ人も増えそう。
Siri以外の音声アシスタントをサイドボタンに設定できるのも便利。Googleアシスタントの方が便利って人には朗報です。
「スマホ新法」の影響で、日本のiPhoneユーザーには選択肢が増える。これは良いことだと思います。
まとめ:iOS 26.2、12月中旬リリース予定
iOS 26.2まもなく正式リリース。日本限定の変更箇所として、代替アプリストア解禁(12月18日施行予定)、検索エンジン選択の必須化、Siri以外の音声アシスタントをサイドボタンに設定可能に。
全世界共通の新機能として、Liquid Glassスライダー、Apple Musicオフライン歌詞表示、睡眠スコア改訂、リマインダーアラーム機能、ポッドキャスト新機能、Apple News「フォロー中」タブ、通知の画面フラッシュ、EUでAirPodsリアルタイム翻訳解禁。
リリース時期は12月中旬頃、おそらく12月18日前後。
日本のiPhone、大きく変わる。
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