Appleが小型iPhoneが大好きな人に向けた新たな選択肢として、5.5インチの外部ディスプレイを搭載した折りたたみiPhoneを開発中であるが明らかになりました。しかし、その形状は従来の小型iPhoneとは大きく異なり、価格も大きく上昇する見込みです。
つまり高い・・・。これは困りますが、円安の影響ですでに高額化したスマホがさらに高くなる恐れがあります。
「mini」に代わる新型iPhoneは横折りタイプに
信頼性の高いリーク情報を提供している中国のDigital Chat Station氏によると、Appleは5.49インチの外部ディスプレイを備えた「Fold(横折り)」タイプの新型iPhoneを開発中とのことです。閉じた状態では「OPPO Find N(7.1インチ/5.49インチ)」に似た形状になるとされており、コンパクトな携帯性を確保しつつ、開くと7.74インチの大画面が現れる設計になる見込みです。
この新型折りたたみiPhoneは、開いた状態でiPad miniのような使い勝手を提供することを目指して開発されているとDCS氏は伝えています。発売時期については2027年、あるいは早ければ2026年になる可能性があるとのことです。
低価格化は見込めず、最高級モデルとなる可能性
コンパクトなiPhoneを望むユーザーにとっては朗報に聞こえるかもしれませんが、価格はかなり高いので期待できそうにありません。残念ですよね。
Samsung「Galaxy Z Fold6」やGoogle「Pixel 9 Pro Fold」などの折りたたみ式スマホの価格帯からも、大型の有機ELディスプレイを採用する横折りタイプのスマートフォンは、一般的なフラッグシップモデルよりもさらに高価格帯に位置しています。
iPhoneの価格設定においても、iPhone 16eでさえ価格が上昇していることから、Appleが折りたたみiPhoneを低コストで提供するのは非現実的と言えるでしょう。業界アナリストからは「Pro Maxを上回る最高級モデルとなる可能性が高い」との見方が示されています。
本当の小型iPhoneはもう登場しない?
小型端末を好むユーザーにとって、かつてのiPhone miniのような、手に収まるサイズかつ適正価格のスマートフォンは、Appleのラインナップからしばらく、あるいは永久に姿を消すことになりそうです。
DCS氏の情報に基づけば、Appleは技術的なリソースと市場動向を考慮した結果、真の小型iPhoneよりも、折りたたみ技術を活用した新たなフォームファクターに投資することを選択したと考えられます。
「iPhone Flip」の可能性も
一方で、より手頃な価格帯での折りたたみiPhone実現の可能性として、「Flip(縦折り)」タイプのデバイスもAppleが開発中であるという情報も存在します。Samsung「Galaxy Z Flip」シリーズのような縦折りモデルは、横折りモデルと比較して外部ディスプレイのサイズが小さく(最大でも4インチ程度)、製造コストも抑えられる傾向にあります。
コンパクトさと価格のバランスを重視するユーザーにとっては、将来登場するかもしれない「iPhone Flip(仮称)」に期待する方が現実的かもしれません。
小型iPhone市場の変化
iPhone 12 miniとiPhone 13 miniの販売不振から、Appleはコンパクトモデルのラインナップを見直し、iPhone SEシリーズに統合する戦略を取ってきました。しかし、最新のiPhone SEとして期待されていたモデルも、結局は6.1インチの「iPhone 16e」として発表され、真の小型モデルは存在しない状況となっています。
スマートフォン業界全体としても、高解像度コンテンツの普及やマルチタスク作業の増加に伴い、画面サイズの大型化傾向は続いていますが、片手操作の快適さを求めるユーザー層も依然として存在します。
Appleの新たな小型デバイス戦略
モバイルデバイス市場に詳しいアナリストは「Appleは従来の小型モデルを直接継続するのではなく、折りたたみ技術という新たな価値を提供することで、プレミアム市場での差別化を図ろうとしている」と分析しています。
「小型の端末を求めるユーザーのニーズに応えつつも、単なるスクリーンサイズの縮小ではなく、新たな使い方を提案することで、高価格帯での競争力を維持する戦略と見られる」とのことです。
まとめ
Appleが開発中の折りたたみiPhoneは、閉じた状態では約5.5インチの小型端末として使用できるものの、従来のiPhone miniのようなコンパクトかつ手頃な価格のモデルを期待するユーザーにとっては、必ずしも理想的な代替品とはならない可能性が高いでしょう。
一方で、小型端末の携帯性と大画面タブレットの使い勝手を両立させた新しいカテゴリの製品として、新たなユースケースを創出する可能性も秘めています。2026年から2027年にかけて、Appleの折りたたみデバイス戦略がどのように展開されるか、今後の動向に注目が集まります。
【執筆:ガジェットカフェ編集部】
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