iPhone 17がついに120Hzディスプレイを搭載するという噂が出てきた。でも手放しで喜べない理由もありそうだ。
未発表スマホの情報で定評があるFixed Focus Digital氏によると、iPhone 17とiPhone 17 Airは120Hz表示に対応するものの、「ProMotion」は搭載されないという。2~3万円の格安スマホでも120Hz有機ELが当たり前になってる中、iPhoneもようやく追いつくかと思ったら、なんか中途半端な対応になりそう。
ProMotionはiPhone 13 Pro以降のProモデルに搭載されてる機能で、コンテンツに合わせて1~120Hzの間でリフレッシュレートを自動調整してくれる。例えば静止画を見てる時は低いリフレッシュレートにして、動画やゲームの時だけ120Hzにするって感じ。これによってバッテリー消費を抑えられる仕組みだ。
iPhone 17とiPhone 17 Airは60Hzか120Hzの固定切り替えだけになる見込み。つまり120Hzで使ってると、ずっと高いリフレッシュレートのままだからバッテリーをがんがん消費してしまう。可変リフレッシュレートのiPhone 17 Proと比べると、電池持ちで大きく差が出そうだ。
さらに悪いことに、iPhone 17には型落ちのA18チップが続投される予定。iPhone 16では全モデルに同世代のチップが搭載されたけど、iPhone 17では差別化が復活する。iPhone 17 ProにはTSMCの最新3nmプロセス「N3P」で製造されるA19 Proが搭載されて、エネルギー効率が大幅に向上するらしい。
つまりiPhone 17は、ディスプレイとプロセッサの両方でiPhone 17 Proより消費電力が高くなる。スマホを使う上で一番重要な「電池持ち」で差別化されちゃうってことになる。これはちょっと厳しいんじゃないかな。
特に心配なのがiPhone 17 Air。超薄型デザインの都合でバッテリー容量が2800mAhと小さくなる予定で、一般的な4Gスマホより少ない。そこにProMotion非対応の120Hzディスプレイが組み合わさると、電池持ちがかなり悪くなる可能性がある。
iPhone 17 AirにはA19チップが搭載される見込みだから、プロセッサの省エネ性能である程度はカバーできるかもしれない。でもせっかくならProMotionにも対応してほしかったよね。薄さを優先して機能を削るのは、ちょっと本末転倒な気がする。
iPhone 17 Airは不人気で廃止されるPlusの代替として登場する予定。薄さというデザイン性で差別化を図る戦略だけど、電池持ちが悪かったら結局売れないんじゃないかと心配になる。見た目重視で機能を犠牲にするのか、それとも実用性を取るのか。Appleがどういう判断をするか注目だね。
ガジェットカフェ編集部
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