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Google Play ストア、アプリインストールの使いやすさ向上へ

インストールボタンを常時表示、開発者とユーザーに好評

 Google社が運営するAndroid向けアプリストア「Google Play ストア」が、ユーザー体験の改善に乗り出している。最新版では、アプリのインストールボタンを画面上部に固定表示する機能が追加される見込みだ。

スクロールしても消えないインストールボタン

業界関係者によると、Google Play ストアの最新バージョン43.1.19には、アプリ詳細画面のヘッダーを固定表示する機能のコードが含まれているという。これにより、ユーザーがアプリの詳細情報をスクロールしても、インストールボタンが画面上部に常に表示されるようになる。

開発者とユーザーの双方にメリット

この変更は、一見些細なものに思えるが、アプリ開発者にとっては大きな意味を持つ。アプリの詳細情報が長い場合、ユーザーがインストールボタンを見失い、アプリのダウンロードを諦めてしまうケースがあった。新機能により、ユーザーは詳細情報を確認した後でも簡単にアプリをインストールできるようになる。

匿名を条件に取材に応じたアプリ開発者は「情報量の多いアプリ紹介ページを作成しても、インストール数が伸びないことがあった。この機能でコンバージョン率の向上が期待できる」と話す。

ヘッダーに詳細情報を集約

固定表示されるヘッダーには、アプリのアイコンや名称、開発者名、ユーザー評価などの重要情報が含まれる。さらに、他のデバイスへのインストールオプションも用意される予定だ。

タブレット向けの最適化も

Google Play ストアの改善はこれにとどまらない。近く、タブレットや折りたたみ式デバイス向けに最適化されたアプリを強調表示する機能や、検索機能の配置変更なども予定されているという。

スマートフォンアナリストの佐藤健太郎氏は「GoogleはAndroidエコシステムの強化に注力している。これらの改善により、ユーザー体験が向上し、開発者のモチベーション向上にもつながるだろう」と分析している。

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