NTTドコモは2024年10月1日より、オンライン専用料金プラン「ahamo」の月間データ利用可能量を現行の20GBから30GBに引き上げると発表した。
月額料金2,970円は据え置きとなる。
この変更は現在の「ahamo」契約者にも適用され、10月以降は追加の手続きなく30GBのデータ容量を利用できるようになるという。
「ahamo」は2021年3月のサービス開始以来、デジタルネイティブ世代を中心に人気を集めており、2024年9月2日時点で契約数が600万件に達している。
ドコモでは、ユーザーのデータ利用量が年々増加傾向にあることを受け、今回の引き上げを決定したとのことだ。
また、海外でのデータ通信も追加料金なしで20GBから30GBに拡大。さらに、「ahamo 大盛り」と「ahamo ポイ活」の月間データ量も100GBから110GBに増量される。
「dカード」を利用している「ahamo」ユーザーは、「dカードボーナスパケット特典」により月間データ量が21GBから31GBに、「dカードGOLD」の場合は25GBから35GBに拡大される。
今回の施策により、ドコモは「ahamo」のコストパフォーマンスを大幅に向上させ、競合他社との差別化を図る狙いだ。一方で、月額料金据え置きでのデータ量拡大が、同社の収益にどのような影響を与えるのかにも注目が集まる。
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