海外メディアサイトによると、Googleは来月、「Google フォト」のiOS版アプリにおいて、最新のAIを活用した写真編集機能を全ユーザーに提供すると発表した。
「Magic Editor」は、簡単にいうと「消しゴムマジック」。
昨年のGoogle Pixel 8シリーズの発表時にも話題になった機能だ。生成AIを使用して、写真の隙間を埋めたり、被写体の位置を変更したり、曇った灰色の空を青く見せるなどの前景/背景の調整といった複雑な写真編集を行うことができる。
これらの編集は、Photoshopのようなプロフェッショナルな編集ツールで可能な編集に似ているが、Magic Editorは、ユーザーが手動で行うのではなく、AIを介して自動的に結果を得ることができる。
この編集ツールは、6ヶ月前に発売された同社のフラッグシップフォンの目玉AI機能の1つとしてデビューし、これまではGoogle Pixel 8の所有者とGoogle Oneの加入者に限定されていた。この機能は5月15日から、Google フォトの全ユーザーが利用できるようになる。
iOSおよびAndroid版のGoogle フォトでは、月に10回のMagic Editor保存が可能だ。それ以上使用するには、月額1,500円または年額15,000円で2TBのストレージを提供するプレミアムGoogle Oneプランを購入する必要がある。
Magic Editorに加えて、Googleは他にもいくつかの編集ツールをGoogle フォトに導入する予定だ。Photo Unblur、Sky suggestions、Color pop、写真と動画のHDR効果、Portrait Blur、Portrait Light(照明の追加/バランス調整機能を含む)、Cinematic Photos、コラージュエディタのスタイル、ビデオエフェクトなどだ。
AI機能を使用するには、Appleデバイスでi0S 15以降を実行している必要がある。Google フォトは、App Storeから無料でダウンロードできるiPhoneおよびiPad用のアプリだ。
ガジェットカフェ編集部
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