NHKのインターネット事業を必須業務に格上げする改正放送法が成立し、ネット視聴料が月額1,100円になる見通しです。
当面はアプリをダウンロードしてIDを取得した人のみから徴収されますが、将来的には「スマホを持っているだけ」で徴収されるようになるとの見方もあります。
NHKがネット事業の必須業務化に積極的な理由について、上智大学の水島宏明教授は、世界的な放送から通信へのシフトに対応しつつも、民放との競合を避けるための妥協策だと説明しています。NHKは受信料収入があるため、ネットで多くのオリジナルコンテンツを流すと民放を圧迫することになります。そのため、ネットでは放送と同一の内容のみを配信することになったとのことです。
今後、NHKのネット事業の展開や受信料徴収の範囲がどこまで広がるのか注目されます。
ガジェットカフェ編集部
まーラボ
- ガジェットブログと格安SIMのYoutubeを運営しています。iPhone大好き!海外スマホ大好きなガジェット人間です。どうぞゆっくりしていってください。