【本記事はアフィリエイト広告を含みます。】

NTTドコモ

ドコモのiPhone 17価格が判明、実質3万円台は本当にお得なのか

ドコモがついにiPhone 17シリーズの価格を発表しました。予約開始から30分後という微妙なタイミングでしたが、待っていた人も多かったでしょう。一番安いiPhone 17(256GB)が定価15万2900円、でも「いつでもカエドキプログラム(+)」を使えば実質3万1966円から。この数字だけ見ると飛びつきたくなりますが、ちょっと待ってください。

まず定価を見てみましょう。iPhone 17 Pro Maxの2TBモデルは約40万円。車の頭金になりそうな金額です。一方でベーシックなiPhone 17の256GBでも15万円超え。スマートフォンの価格がここまで上がったことに、改めて驚きます。

ここで登場するのが「いつでもカエドキプログラム(+)」です。23ヶ月目に端末を返却すれば、残りの支払いが免除される仕組み。iPhone 17(256GB)なら、MNP(他社からの乗り換え)で実質3万1966円。月額にすると約1390円です。これだけ聞くと確かに安い。

でも冷静に考えてみましょう。まず、これは「レンタル」のようなものです。23ヶ月後には必ず返却しなければなりません。自分のものにはならないんです。しかも「smartあんしん補償」という月額料金のかかる保証への加入が必須。これが月額600円程度かかります。

さらに気をつけたいのが、22ヶ月目までに返却すると「プログラム早期利用料」として12,100円が追加でかかること。早く機種変更したくなっても、余計なコストがかかるわけです。

契約種別による価格差も大きいです。同じiPhone 17(256GB)でも、MNPなら3万1966円、新規契約なら5万6540円、機種変更なら6万5340円、端末のみ購入なら7万6340円。MNPと端末のみ購入では約4万4千円もの差があります。これは明らかにMNPユーザーの獲得を狙った戦略ですね。

iPhone Airについても触れておきましょう。薄型軽量が売りのこのモデル、256GBで定価19万3930円。iPhone 17より約4万円高く、MNPでの実質負担額も8万2610円と、ベーシックモデルの倍以上です。薄さと軽さにこれだけの価値を見出せるかは人それぞれでしょう。

他社との比較も重要です。auやソフトバンク、楽天モバイルも似たような仕組みを用意しているはずです。それぞれ微妙に条件が違うので、しっかり比較検討する必要があります。通信料金との組み合わせも考慮すると、トータルコストは結構変わってきます。

個人的に思うのは、この仕組みが本当に自分に合っているか、よく考える必要があるということです。2年ごとに必ず機種変更する人、端末を丁寧に扱える人、最新機種を使いたいけど高額出費は避けたい人には良い選択肢でしょう。

一方で、同じ端末を3年、4年と使い続けたい人、自分の所有物として持ちたい人、端末をよく落とす人には向きません。返却時に画面が割れていたり、水没させたりしていると、追加料金が発生する可能性があります。

月額1390円でiPhone 17が使えるというのは確かに魅力的です。でもそれは、smartあんしん補償の料金を含めず、23ヶ月きっちりで返却し、端末に問題がない場合の話。実際のトータルコストはもっと高くなります。

結局のところ、これは「安く買える」のではなく「安く使える」仕組みなんです。所有と利用、どちらに価値を置くか。それが判断の分かれ目になりそうです。

最新のiPhoneを常に使いたい、2年ごとに機種変更するのが習慣という人にとっては、確かに良い仕組みでしょう。でも「実質3万円台」という数字に惑わされず、自分の使い方、価値観に照らし合わせて判断することが大切です。

スマートフォンは今や生活必需品。だからこそ、賢い選択をしたいものです。各社の価格が出揃ったら、じっくり比較検討してみてください。急いで飛びつく必要はありません。初期ロットを避けたい人は、少し待つのも一つの選択肢ですよ。

まーラボ

Gadget-Cafe
ガジェットブログと格安SIMのYoutubeを運営しています。iPhone大好き!海外スマホ大好きなガジェット人間です。どうぞゆっくりしていってください。

-NTTドコモ