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Xperia

ソニーの新型Xperia 10 VIIが登場、カメラ周りが大きく進化した注目モデル

ソニーから新しいXperia 10 VIIが発表されました。9月12日の発表で、いよいよ9月中旬から日本でも手に入るようになります。今回のモデル、実はかなり面白い進化を遂げているんです。

まず目を引くのが背面のデザイン変更です。これまでのXperiaといえばカメラが縦に並んでいるイメージでしたが、今回は思い切って横並びに変えてきました。個人的には、この変更はかなり良いと思います。テーブルに置いたときにガタガタしないし、持ちやすさも改善されているはずです。最近のスマホはカメラ部分が出っ張りすぎて困ることが多いですから、フラットなデザインへの回帰は歓迎すべき流れではないでしょうか。

そして今回の目玉機能が、ついに10シリーズにも専用シャッターボタンがついたことです。正直、これは待望の機能でした。上位モデルのような半押しこそできませんが、それでも物理ボタンがあるのとないのとでは撮影体験が全然違います。長押しでカメラが起動して、そのまま撮影できるのは本当に便利。スマホで写真を撮るとき、画面のシャッターボタンを押そうとして手ブレしてしまった経験、誰にでもあると思いますが、そういった悩みから解放されそうです。

カメラ性能も着実に進化しています。センサーサイズが1/1.56インチまで大型化されたことで、暗い場所での撮影がかなり改善されているようです。ソニーは「10シリーズ史上最高画質」と言っていますが、これは単なる宣伝文句ではなさそうです。実際、センサーが大きくなれば光を取り込む量が増えるわけですから、理論的にも画質向上は期待できます。夜の街並みや薄暗いレストランでの料理撮影など、これまでミドルレンジでは厳しかったシーンでも、きれいな写真が撮れるようになるでしょう。

ディスプレイは6.1インチのOLEDで、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。ここでソニーらしいのが、自社のテレビブランド「ブラビア」の技術を投入してきたことです。正直なところ、スマホの小さな画面でどこまで違いが分かるのかという疑問もありますが、映画好きの私としては期待したいところ。特に最近はNetflixやAmazon Prime Videoでドラマや映画を見ることが増えていますから、少しでも画質が良くなるのは嬉しい限りです。

音質面でも頑張っているようで、エンクロージャーという技術を使って筐体の振動を抑えたり、Bluetoothの送信電力を2倍にしてワイヤレスイヤホンの接続を安定させたりと、地味ながら実用的な改良が加えられています。最近はワイヤレスイヤホンを使う人がほとんどでしょうから、音切れが減るのはありがたいですね。

バッテリーは5000mAhとたっぷり。しかも4年間の長寿命設計というのが心強いです。最近のスマホは2〜3年でバッテリーがへたってしまうことが多いので、長く使えるというのは大きなメリットです。OSアップデートも最大4回、セキュリティ更新は6年間提供されるそうで、この辺りはさすがソニー、ユーザーのことをよく考えています。

重さは約168gと、最近のスマホとしてはかなり軽い部類に入ります。6.1インチという画面サイズを考えると、この軽さは驚異的です。毎日持ち歩くものですから、たとえ10gでも軽い方が疲れません。カラーはチャコールブラック、ホワイト、ターコイズの3色。個人的にはターコイズが気になります。最近のスマホは黒か白ばかりで面白みがないので、こういった遊び心のある色があるのは良いですね。

気になる点もないわけではありません。ミドルレンジということで、処理性能はハイエンドモデルには及ばないでしょう。最新のゲームをバリバリ遊びたい人には向かないかもしれません。また、価格もまだ発表されていませんが、ソニー製品は総じて高めの傾向があるので、コストパフォーマンスを重視する人は他社製品と比較検討した方が良いでしょう。

とはいえ、全体的に見ればXperia 10 VIIはかなり魅力的な端末に仕上がっています。特にカメラを重視する人、映画や音楽をよく楽しむ人にとっては、ミドルレンジの中でも有力な選択肢になりそうです。ソニーらしい技術へのこだわりが随所に感じられる一台で、9月中旬の発売が今から楽しみです。実機を触ってみたら、また印象が変わるかもしれませんが、スペックを見る限りでは期待できそうな端末だと思います。

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